学生の頃、わたしは急性期の病院で働くとばかり考えていました。でも就活の際に将来どんな看護師になりたいか想い描いたら、患者さま一人ひとりとじっくり向き合って支える看護がしたいと思ったんです。リハビリテーション病院で回復期の患者さまのカラダとココロを支えられるような看護師を目指して現在頑張っています。
病棟はワンフロアに多職種が入り混じっていて活気があり、教育担当の先輩看護師だけでなく病棟全体で指導やフォローをしてくださっています。リハビリを行うセラピストの視点も学ぶことができ、とても恵まれている環境だと感じますね。
リハビリ病院なら、一人ひとりとじっくり向き合える。
カラダも、ココロも、健康第一。
がんばる人を、しっかり支えたい。
入院当初に立つことができなかった患者さまが歩けるようになったり、経管栄養を行っていた患者さまが食事を始めるなど、今まで出来なかったことが出来るようになる場面に関われるとうれしいです。
患者さまの中には周りと比べて焦ってしまったり、ご家族にいい所を見せようと頑張りすぎてしまったりする方もいらっしゃいます。もちろん早く元気になっていただきたいですが、ムリをすると転倒の可能性もあり危険なので、患者さま一人ひとりの経過をみて話し合いながら、しっかりと回復をサポートしていきたいです。
不安もあるから、努力できる。
ここで働きはじめてから「看護師の仕事が好き!」という想いはどんどん強くなっています。ですが、先輩たちの活躍ぶりを見ているとスゴすぎて、自分も同じように活躍できるか正直不安も感じています。
先輩たちは急性期の病院から転職してきた方も多く、患者さまのちょっとした変化に気づくのが早いんです。それに気づいたことを言語化して的確に伝えている姿を見て、「1分1秒を争う現場で働いていた経験ってすごいんだ!」といつも圧倒されています。そんな経験豊富な先輩方の仕事ぶりをたくさん吸収して、少しでも近づきたいです。
一人ひとりの患者さまと丁寧に向き合い、周囲の人への気配りができて臨機応変に対応できる。そんな理想の看護師を目指して、これからも頑張っていきたいと思います。
※インタビュー:2021年10月
静清リハビリテーション病院