介護業界ひと筋。
一生ほかの仕事はしない。
そう断言できる魅力があります。
PROFILE
救急救命士の父と同じ医療の世界である看護師を志す。高校の福祉科で介護を学び、高校卒業後は看護学校へ。看護現場での実習中、自身が本当にしたかったのは介護だと気づき方針転換。介護の道へ進むべく看護学校を退学する。当初はショックを受けていた父が今では一番の応援者。現在は2022年6月にスタートした訪問介護事業の統括責任者を務める。最近、友人に連れられて行ったプロ野球観戦に夢中。大阪が本拠地のチームのファン。チームの監督から「無敵」と命名された選手が推し選手。
インタビュー INTERVIEW
看護から自分が本当にしたかった介護の世界へ。代表の想いに共感し再び同じ職場に。
訪問介護を本格的に担当するようになったのは2022年から。それまでは、高齢者住宅への訪問介護、施設介護がメインでした。介護の世界へは、もともと幼少期のころから看護師になることが自分の中の夢としてあり、高校進学する際にも普通科ではなく福祉科を選択、そこで三年間福祉を学び、予定通り看護学校へ進学。ただ、看護学校一年生の現場実習が始まったころ、自分がしたかったのは、実は介護なのではとの想いが強くなり看護学校を退学しました。以来、介護ひと筋です。当社への転職のきっかけは、前職の前の職場で約二年間、一緒に勤務させてもらったときに触れた代表の想いがずっと私の中に残っていたから。私が転職をしたので、途中から同じ職場ではなくなったものの、その後も交流は続き、前職を退職するタイミングで代表に連絡を取り、また一緒に勤務することになりました。
当初は訪問介護への抵抗も。実際に行ってみて、訪問介護ならではの魅力を実感。
訪問介護メインで担当するようになり、これまでは施設という、すべて揃っている場所で勤務していたんだ、自分は恵まれていたんだと気づきました。看護師がいる、先輩介護士がいる、誰々さんがいる、何々がある、本当に周囲の人や設備に支えられた環境で働いていたんです。一方、利用者様とマンツーマンなので、向き合える時間は施設介護以上にあります。とても楽しく、ただ今までの施設介護の経験があったからこそ楽しめている、それは間違いありません。とはいえ、最初は訪問介護に対して抵抗感があったのも事実。個人宅に上がるということが不安で不安で仕方なかったんです。でも、実際に行ってみたら先述した通り、楽しくて楽しくて、抱えていた不安は杞憂に終わりました。
法人が違っても利用者様への想いは同じ。一人で多くの方へ、笑顔の介護をお届けしたい。
訪問介護で特に意識しているのは、多職種連携です。施設介護の場合、自分と同じ法人の看護師や介護士がいますが、訪問介護の場合は、別法人の訪問看護ステーションがケアを担っていることも珍しくありません。同じ法人なら、たとえば連携ツールに記録を残しておけば共有できることも、別法人だとそう簡単にいかない場合もあります。ただ、法人が違っても、利用者様への想いは同じ。その人らしい暮らしを提供するため、法人の垣根を越え、しっかり連携するように努めています。やりがいは、利用者様が元気になっていく姿を見ることです。歩けるようになり、食べられるようになり、笑顔が増える…そうした様子を目にすると、自分たちの関わり方は間違いではなかった、この仕事をしていて良かったと改めて思います。訪問介護のニーズが高まる中、できるだけ多くのご依頼にお応えし、一人でも多くの方を笑顔にしていきたいです。
1日の流れ SCHEDULE
取材日:2023年10月