Interview
洋菓子製造

製造の効率を上げるのに留まるだけではなく、働きやすい環境づくりも重要視しています。

多田 充彦
洋菓子製造 / 正社員 / 本社 / 2012年入社
多田 充彦

Interview

ケーキの製造業務と在庫管理を担当しています。
私が所属する本社の第二工場では、主に「ポーションケーキ」を製造しています。ポーションケーキは、ケーキ店に並ぶものと同様にひとり分の大きさのケーキで、円形やハート形など、多彩なバリエーションがあります。1週間の製造計画は、私が作成。7名のスタッフで、1種類につき約1000個を3種類ほど、1日で合計3000個程度のケーキをつくっています。

正木牧場のケーキをよく利用してくださる有名ホテルやレストランのシェフは、季節感を演出することに心を配っているのでしょう。在庫状況を見ていると、売れゆきのよい商品が季節によって移り変わっていることがわかります。春はいちご、夏はマンゴー、秋には洋梨といったように、旬の果物を使ったケーキに人気が集まります。
フランス研修は、つくり手にとって大きな刺激です。
当社には、入社から5年が経過したスタッフに、フランス研修へ行く機会が与えられる制度があり、おととし、私も参加しました。フランスを訪ねるのは初めてではなかったのですが、やはり日本とは違う独特の文化があると再確認。パティスリーやレストランをめぐったのはもちろん、オルセー美術館やヴェルサイユ宮殿などへも足を運びました。

現地のパティスリーには、やはり刺激を受けましたね。果物をふんだんに使った大ぶりなケーキ、通りに面したショーケースに、華やかなデコレーションが施されたケーキがディスプレイされている様子などは、商品の見せ方を考えるうえで、とても勉強になりました。製菓に携わる者として、新たな刺激を受ける機会を与えてもらったことに感謝しています。
スキルアップを目指す若手をサポートしていきたい。
第二工場は、製菓学校を出たばかりの若手や主婦のパートさんなど、さまざまなスタッフが肩を並べて働く職場。業務効率を上げることも大切ですが、長時間同じメンバーで過ごすだけに、和やかな雰囲気をつくることも重要です。そこで、一人ひとりにこまめに声をかけたり、ラジオを流してみたりと、誰もが楽しく働ける環境づくりに日々、心を砕いています。

いま、私は若手の育成に力を入れています。体力が必要な場面で、即戦力になっている姿は心強いものですし、何より熱心な姿勢を見せてくれると、自分の知識を伝えたいという気持ちにさせられます。当社は、講習会やコンテストへの参加など、学びの機会も多いので、それらも活用してスキルを磨いてほしいですね。もちろん、私自身も協力を惜しみません。
インタビューイメージ
インタビューイメージ

Flow

8:00
出勤後、ムースの計量、生クリームの泡立てなどの仕込み作業を行います。
9:00
数種類のケーキを並行して製造。随時冷凍します。
12:00
1時間の休憩を取ります。
13:00
ケーキにナパージュをかけるなど、仕上げ作業を行います。
15:00
仕上げまで終わったケーキの検品・梱包作業を行います。
16:00
事務方と連携を取って在庫を確認。製造計画を立てます。
17:00
退勤。本日もお疲れさまでした。
一日の流れイメージ

Profile

多田 充彦
多田 充彦
洋菓子製造 / 正社員 / 本社 / 2012年入社
料理人を目指して、調理師学校に学んだ。卒業後、就職したフレンチレストランでデザート部門に配属されたことから、製菓に興味を持つように。その後は、ケーキ店や製菓工場などで経験を積む。正木牧場には、以前から面識があった現在の上司の誘いをきっかけに入社。製造業務や在庫管理をこなしつつ、働きやすい環境づくりに取り組んでいる。
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