Interview
製造補助

人の手で微妙な変化を加えられるのが手づくりのよさ。ものづくりの楽しさを味わえる職場です。

木村 典子
製造補助 / パート / 本社 / 2009年入社
木村 典子

Interview

シートケーキの仕上げ工程を担当しています。
私たちがつくっているのは、主にホテルのビュッフェや結婚式などで提供されるケーキです。なかでも、長方形の大きなスポンジの上に、ムースやクリームを重ねてつくるシートケーキは、当社の定番商品。ムースを使って、その仕上げ作業を行うのが、私の役割です。細かなデコレーションや切り分けは、ホテルや結婚式場のシェフが行うことになっています。

ムースは、果物のピューレなどにゼラチンを配合した「ネタ」と、メレンゲ、生クリームなどを合わせてつくります。工場全体としては、ネタの製造や生クリームとメレンゲの泡立てといった作業を行う仕込みの工程、ネタとメレンゲ、生クリームを混ぜて型枠に入ったスポンジの上へ流し込み、商品を完成させる仕上げの工程などに分かれて、作業を行っています。
人の手によるきめ細かな調整が、おいしさの秘訣です。
仕込み工程から私たちのもとへ届けられたネタは、氷で粗熱を取ったり、冷めていれば再加熱したりして、最適な温度に調温します。なめらかなムースをつくるためには、微妙な温度調整が欠かせません。経験の蓄積や勘が求められる部分ですが、そこをこなせるスタッフがいるからこそ、当社の商品は安定した品質を保てているのだと思います。

型枠に流し込んだムースの表面を、パレットナイフを使ってならす作業は、少しずつコツをつかんでいく過程が楽しかったことを覚えています。いまではすっかり慣れて、手早く仕上げられるようになりましたが、それでも日々つくり出すケーキ一つひとつがきれいに仕上がると、うれしい気持ちになりますね。ものづくりに携わる醍醐味を実感できる職場です。
長く続けてこられた会社に、現場のレベルアップという恩返しを。
私も勤続10年あまりになりました。入社当時は、上の子が13歳、下の子はまだ9歳。手がかかる年ごろだったこともあり、学校行事の日に快く休ませてくれるといった周囲の配慮が、とてもありがたかったです。これまで正木牧場で働き続けてこられたのも、家庭を大切にしながら働ける社風があったからこそだと思います。

子どもたちは現在、23歳と19歳。長く一緒に勤めている同僚には、よく「え? もうそんなに大きくなったの!」と驚かれるほどになりました。私もいまでは、後輩たちを支える立場。一人ひとりの成長度合いをきちんと見極めた指導を通して、チームとしてのレベルアップを図り、質の高いケーキをつくり続けていきたいです。
インタビューイメージ
インタビューイメージ

Flow

9:00
先に出勤している社員から業務の引き継ぎを受けて、作業に入ります。
10:00
3種類ほどのシートケーキを並行して仕上げていきます。
12:00
1時間の休憩を取ります。
13:00
引き続き、シートケーキの仕上げ作業を行います。
17:00
退勤。本日もお疲れさまでした。
一日の流れイメージ

Profile

木村 典子
木村 典子
製造補助 / パート / 本社 / 2009年入社
前職は医療事務。銀行に勤めていた経験もある。正木牧場には、体を動かす仕事をやってみたかったことと、入社当時はまだ小学生と中学生だった子どもたちに、ケーキを焼いてあげるのが好きだったことから入社した。10年以上にわたり勤務を続けるうちに、自然とお菓子づくりのスキルにも磨きがかかり、家庭ではイチゴムースのケーキが大好評。
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