ハンドルを握ると、責任とやりがいの大きさを感じます

山口運転士 入社4年目(38歳)

18歳から長距離トラックのドライバーとして運転の仕事をスタート。
ある日の仕事中、シティバスの「運転手募集中」の車体ステッカーを目にし、学生時代からの憧れだったバス運転士への転職を決意。
現在は鶴町営業所の路線で乗務し、指導員も担当する。
夢は子供の作文で「パパのお仕事」を書いてもらうこと。

バスドライバーを目指すきっかけを教えてください

トラック運転手の頃、シティバスの後ろを走っている時に「運転手募集」の車体ステッカーが目に入って、「これだ!」と思いましたね。
高校時代、地元の守口から梅田に遊びに行く移動手段は決まって大阪シティバス。
その時から運転手さんがかっこいいと思っていて、ずっと憧れがありました。
前職では運ぶ荷物の兼合いで勤務シフトが不規則だったんです。急に翌日の長距離乗務が入ったり… 子供の学校行事に参加することもままならなかったので、家族からも転職を勧められていた事も大きかった。
思い立って求人情報を見てみると、無理の無い勤務シフトや入社1年目からしっかり稼げるなど収入面も安心できたので、すぐに応募を決断しました。

研修はどういった内容でしたか?

研修は、まず酉島の研修センターで座学と実技の研修を1~3ヶ月行います。
その後、営業所に配属されて先輩指導員の元で1~3カ月間の実地研修です。実際にお客さまを乗せて運転技術を身につけていきます。その後一人でデビューといった流れです。
バス運転の経験がある方は研修の期間が短いケースもありますね。
分からないことも指導員の先輩が丁寧に教えてくれるので、研修中に不安に感じることは少なかったですね。
トラックに乗っているときはブレーキ操作をあまり意識していなかったんですが、バスだとアクセルから足を離すだけで車体が揺れることもあり、お客さまの乗り心地に大きく影響する。繊細な操作が必要なんだと認識しましたね。
特にブレーキング技術は今も修行中。バス停に扉を合わせたスムーズな停車を安定してできるように、日々頑張っています。

どういった雰囲気の職場ですか?

私の所属する鶴町営業所は20代・30代の比較的若い社員も多く、平均年齢は40代くらい。乗務員は班ごとに分かれ、16名の班が8つと、多くの運転士が働いています。
経験、未経験者の割合は約半々。花屋さん、整体師出身など、大型二種免許を持たずに転職してきた仲間も多くいます。
明るくて笑いの絶えない職場です。運行中は真面目、オフになったら冗談を言いながら。幅広い年代のメンバーが、年齢に関係なく日々楽しく乗務にあたっています。

仕事でやりがいを感じるところは?

お客さまから「ありがとう」と声をかけてもらう瞬間ですね。
路線バスはお客さまの毎日の生活の手段。そんな忙しい中で「ありがとう」と声をかけてもらえることは頻繁にはありません。
それだけに年配のお客さまなどから「安全運転ありがとうね」と言われると励みになります。
ブレーキ・アクセル・ハンドルの操作、丁寧な運転がスムーズにできた時など、振り返ると自分の技術の向上と「ありがとうの数」は比例しているんですね。
まさに日々のバロメーターで、このお声の数に応じて、自身の運転の調子の良い・悪いも感じることができるんです。
また社内では乗務の評価制度も整っており、無事故、無遅刻等もしっかり給与に反映されるので、収入面のやりがいがあるのもうれしい。
トラック運転手とバス運転士の一番の違いはお客さまの命と、その家族の人生をハンドルで背負っている点だと思います。責任は非常に重い。それだけに日々の「ありがとう」に力をいただいています。

これからバス運転士を目指す方にメッセージをお願いします。

日々の業務をコツコツと丁寧にクリアしていくことに達成感を感じる。路線バスの運転士はこういった方におすすめのお仕事です。また当社は定年まで勤め上げられる方が多いので、安定して長くしっかり働きたい方、最後の転職にしたいと思っている方にもおすすめです。もちろん私も定年まで働くつもりです。

未経験の方も、親身になってサポートするので安心してご応募ください。
ぜひ、大阪の街を一緒に走りましょう!

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