スタッフインタビュー詳細

家族がずっと日産車に乗っていて担当営業の方と仲良くさせてもらっており、営業の仕事がしたいと思ったときに岡山日産自動車が思い浮かびました。カーディーラーは男性が多い職場だからこそ、数少ない女性にできることがあるのでは、という思いも後押しになりました。車には全然詳しくなかったので、本当に一からのスタート。ただ、研修で基礎知識を身につけたあとは、座学よりも実際の商談を通して覚えていく部分が大きかったと思います。もちろん分からないことは聞きながら、商談内容についても都度アドバイスをもらいながらですが、4月に入社して6月には、提案から受注まですべて自分でお客様とお話して販売する経験をさせてもらいました。お客様について考えを巡らせ、より良い使い方やライフスタイルに合ったメリットをご提案し、それがうまく伝わって購入につながる。初めてお客様にいただいた「提案してもらえて良かった、いい車に出合えた」という言葉は、すごくうれしかったです。

車を購入する際は、グレードやオプション、支払方法など、たくさんのことを決める必要があります。とても高額な買い物でありながら日常生活に密接している、生活の一部といえる車だからこそ、一緒にお話ししながら細部まで決めていけることにやりがいを感じます。ここまでお客様一人ひとりの人生に深く関われる仕事は、他にないかもしれません。ですから「お客様」と一括りにするのではなく、「○○さん」「△△さん」と目の前の一人ひとりに向き合って仕事をするように心がけています。それは、配属当時に初めての上司だった30代の女性店長の姿に学びました。店長が他店舗に異動されてから直接アドバイスをもらう機会は減りましたが、今も折を見て連絡をくださいます。昨年、たまたま年間の成績優秀者表彰で部門賞をいただいたのですが、「頑張ってるね、おめでとう」とメッセージを送ってくれました。私にとって店長は、今も目標とする存在です。

女性の営業は店舗に1人で先輩方とも年齢差がありますが、寂しいと思う隙がないほど毎日が充実しています。聞けば何でも教えてくれる先輩方をとても頼りにしていますし、逆に私が、若い世代の考え方やSNSの使い方を聞かれて教えることもあります。普段は接点がない他店舗の方も、会えば不思議なほど気さくにお話しできて、会社全体にアットホームな空気が流れていると感じます。野球やゴルフなど社内の部活動で交流を深めることもでき、フラットな関係性が、働きやすい環境にもつながっています。
私自身は、どこへ行くにも空いている平日の休みが気に入っています。必要なときは土日も休めますし、連休も取得できます。休日は他店舗の同期とご飯に行ったり、鳥取の実家へ車で帰ってゆっくり過ごしたりしています。
今後は成績を出してステップアップしたい気持ちもありますが、お客様から「ずっと担当を変わらないでね」と言っていただけるので、変わらず続けていくことが一番の目標です。お客様のカーライフに寄り添い続け、お客様の2台目3台目、ご家族やお友達、お子さんが購入を考えたとき、私の名前を出してもらえるような存在でいられたらと思います。