インタビュアー

学生時代はどのようなことを学ばれていたのでしょうか？

Sさん

もともとは保健室の先生になりたいと思っていたので、養護教諭の免許が取れる大学に通っていました。

インタビュアー

そうだったんですね！なぜ、介護業界に路線変更をされたのですか？

Sさん

免許を取るにあたって参加した、病院での実習が転機となりました。医療の現場を目の当たりにしたことで、教育より医療に興味が向いていったんです。でも、医療系の資格を持っていない私では、医療事務くらいしか就ける仕事がありませんでした。そんなときに、当社のサイトをたまたま見まして。介護であれば、私でも医療に近い“現場”で活躍ができると思い、介護業界に惹かれるようになりました。

インタビュアー

なるほど。そのままファミリー・ホスピスへ入社される決め手はどのようなところにありましたか？

Sさん

当社は新卒の場合、2～3年の間、訪問介護として現場を経験するのと並行して、本社業務も経験できるんです。そこから、希望や適性に合わせてキャリアを選択していく。その話を会社説明会で聞いて魅力的に思えたので、入社を決めました。

インタビュアー

自分でキャリアを選べるのは良いですね！ちなみに、訪問介護には資格が必要だと思いますが、いつ取得されたのでしょうか？

Sさん

入社前に会社負担でスクールに通い、取得しました。内定後、現場を知るためにアルバイトとして当社で看護補助をしていたのですが、スクールに行っている間もお給料が出るんです。お金をいただきながら資格も取ることができ、本当にありがたかったですね。

インタビュアー

現在はどのような業務を担当されているのでしょうか？

Sさん

週の約半分は、現場で介護士として、入居者様の身体介助などをしています。残りの半分は本社で、行政に提出する申請書の作成や、新卒採用の企画、会社説明会への参加といった業務を行っています。

インタビュアー

本当にいろいろな業務を担当されていますね！介護業務への不安はありませんでしたか？

Sさん

もちろんありました。でも、先輩に1から10まで全部教えていただきまして。まずは見学からスタートして、その後は先輩と一緒に業務を行う中で、徐々に慣れていきました。私一人で訪問をするようになってからも、介護のコツや入居者様の特徴などをアドバイスしていただいているので、すごく助かっています。また、月1回開かれる社内の勉強会も、現場で使える知識を学ぶ良い機会になっていますね。

インタビュアー

安心できる要素がそろっているんですね。それでは最後に、今後の目標を教えてください。

Sさん

現場では『サービス提供責任者』や『管理者』といったキャリアがあり、本社では採用担当や、施設管理、広報など、さまざまポジションがあります。どちらもすごく魅力的なのですが、まずは目の前の業務を一人でしっかりとこなせるようになったうえで、自分がどちらの道に進むかを決めていきたいですね。