#01 准看護師から介護士へ。介護職は人と向き合える仕事です。

Yさん

介護士(ナーシングホームOASIS) 2013年入社

インタビュー INTERVIEW

01 不安よりも興味が上回った結果、入社を決めました。

  • インタビュアー

    前職はどちらで働かれていたのでしょうか?

  • Yさん

    以前は准看護師として、病院で働いていました。それから結婚を機に一旦仕事から離れて、もう一度働こうと考えているときに、「ナーシングホームOASIS」の開設を知ったので応募したんです。

  • インタビュアー

    ということは久しぶりの仕事なわけですね。不安はありませんでしたか?

  • Yさん

    もう25年以上ブランクがありましたから、当然不安はありました。ですけど、ホスピスのようなイメージで働ける職場への興味の方が大きくて。働くならここだと、決心しました。

  • インタビュアー

    現在は介護士として活躍されていらっしゃいますが、看護と介護は別物でした?

  • Yさん

    まったく違いました。看護は治療を支えますが、介護は生活を支えるもの。より、距離感が近くなるので、その分だけ深く関われているなと感じます。支える領域は違いますが、医療依存度の高い方が多い施設のため、介護職であっても医療知識が必要な場面も少なくありません。とはいえ、看護師が24時間常駐しているので、何かあればすぐにサポートを受けられます。私自身、何度も助けられました。

  • インタビュアー

    カバー体制がしっかりしているからこそ、自信を持って前に進めそうですね。

  • Yさん

    そうですね。看護師時代は病気と向き合ってきて、現在は介護士として人と向き合っていますが、私はいまの仕事を天職のように感じています。

02 父の介護を通して知った、喜んでもらえることのうれしさ。

  • インタビュアー

    介護の仕事で身に付く技術は、プライベートでも役立ちそうな感じがします。

  • Yさん

    実際に役に立ちます。父の介護をしたことで実感しました。仕事で学んだノウハウを自宅で実践すると、父が心から喜んでくれるんです。その姿を見るたびに、「ああ、この仕事に就けてよかった」としみじみと思いました。

  • インタビュアー

    素敵なエピソードですね!最後に、介護職に対する意気込みを聞かせてください。

  • Yさん

    父の介護をきっかけに、この仕事への想いが強まり「父を笑顔にできたケアを、今度は入居者様に実践したい」と考えるようになりました。当施設は意思疎通が困難な方もいらっしゃいますので、常に相手の視点に立ち、どうすれば満足をつくれるか思いを巡らせています。細かな表情の変化や仕草で喜びの感情をくみ取れると、これ以上にないほどうれしいです。介護職を始めてから6年以上経ちましたが、いろいろな思い出ができるこの仕事のことを、ときが経つほど好きになっています。

1日の流れ SCHEDULE

AM

  • 朝の申し送りで、入居者様の情報共有と予定を確認。

  • この日の最初の勤務は、デイサービスへの送り出しの準備。
    入居者様のお部屋を訪問して、支度のサポートをしました。

  • 続いて別の入居者様のお部屋を訪問。
    90分かけて入浴介助とお掃除、洗濯を行いました。

PM

  • お昼の食事介助を終えたら、休憩へ。

  • 人工呼吸器を装着されている入居者様の吸痰と体位交換をして、おむつを交換。 
    入居者様のご様子に変化があったので、サービス提供責任者に報告しました。

  • 新人の訪問に同行して指導し、事故防止の報告書を一緒に作成しました。

  • 最後の仕事は寝浴介助。2名でお部屋を訪問し、協力して作業を行いました。
    介助が終われば業務終了。定時で退社しました。

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