スタッフインタビュー詳細

住まいのお困りごとは生活に直結するからこそ、届けられる喜びがあります。

難波 敏雄
工営課長
2010年入社
より大きなやりがいを求めて仲谷工務店へ。十分なヒアリングで、お客様のご要望を引き出します。

前職までは15年以上電気工事関連の仕事に就いていて、お客様から感謝していただけるやりがいを感じていました。子どもを授かったタイミングで、より幅広く活躍できる場を求めて転職を決意。建築・リフォーム業なら、培ってきた電気工事の経験を生かして活躍できると思い、この業界を志しました。ご縁があって仲谷工務店に入社でき、現在は主にUR賃貸住宅の修繕対応や、団地の管理業務を担当しています。入居者様とお話しする際、心がけているのは「普通」という言葉をなるべく用いないことです。感覚・価値観は人によって違うもの。お客様が思う普通と、私たちが感じる普通は必ずしも同じとは限りません。曖昧なやり取りによる認識のずれを防いで、確実に仕事を遂行するためにも、丁寧な聞き取りと誠実な説明が重要です。入居者様のお困りごとにしっかりと向き合い、住まいの修繕を通して快適に生活できる喜びをお届けしたいと考えています。

相手の目線で物事をとらえると、自分たちがやるべき仕事が見えてきます。

入居者様からの修繕依頼に対応するほかに、こちらから修繕箇所を見つけて、業務発注元のUR都市機構様に提案する場合もあります。たとえば、敷地内道路の危険な隆起、公園の砂の減り、階段のすべり止めの剥がれなどを団地内巡回で発見し、UR様にご提案の上、正式に依頼を受けて作業を行います。修繕箇所を見つけ出すポイントは、実際に住む人の気持ちをイメージすること。住民の皆様が不便に感じる前に先回りするように、巡回中は目を凝らしています。また、工事の際は、周辺の入居者様やご近所への配慮も忘れてはいけません。道路の舗装工事の場合は迂回路を作ったり、近隣に保育施設があるときはお昼寝のタイミングを調べ、その時間は騒音を伴う作業を避けたりしています。修繕やリフォームを中心に行う私たちの仕事は、先人が作ったものをいかにきれいに元に戻すかという考え方のもとに進めています。設計図通りに手順を進める新築とは少し異なり、設計図にない部分を、住む人の目線を持って自分で考えていく楽しさがあるというのを知っていただきたいです。

一覧ページへ