NUMBER05

仲間との結びつきを意識すれば、ものづくりから得られる楽しさは、もっと大きくなる。

森川 正英
製造部 本社 森川 正英 2015年入社
Masahide Morikawa

適切な生産体制を整えることで、お客様の期待に応えられるように。

大手搬送機器メーカーから依頼を受けたものを中心に、請負製品の組立工程に関わっています。なかでも目立つのが、自動倉庫や工場ラインに組み込まれる搬送装置。パレットの移動に用いられるチェーンコンベヤについては、案件単位で構成されるチームのリーダー役として、実作業に加えて生産管理も任されています。作業には、組立そのものからネジ締め、機内配線、検査、出荷間近になると梱包まで、さまざまなものが存在。納期はもちろん、6、7名のメンバーの向き不向きも念頭に担当を割り振り、業務の効率化を図っています。

インタビュー

単独作業の背景にあるチームワークが、この仕事の醍醐味です。

チェーンコンベヤは、大型のもので6メートルほどの長さがあり、複数台を連結して使う製品。数十台単位で受注が入るのが通例で、シンプルな構造のものなら1ヶ月で約50台を製作します。作業一つひとつは単独で行うものが多いとはいえ、チームの連携抜きに規模の大きい仕事は前に進みません。担当業務が早く片づけば仲間のフォローに入ったり、現場を離れる際はきちんと引き継ぎをしたりといった行動は、基本中の基本。自らの手元に集中するのは当然ですが、全体を俯瞰してみればまた違ったおもしろさが見出せると思います。

インタビュー

現場の挑戦を後押ししてくれる環境に、意欲を刺激されています。

いまでこそ組立に従事する私ですが、入社からしばらくは前職での経験を活かす形で、溶接を手がけていました。工程の進め方や溶接方法の選択、部品の大小など、同じ作業にも勝手の違いはありましたが、先輩が手取り足取り指導してくれたおかげで、着々と当社のものづくりの基本を理解できたように思います。そこから組立に移行したのは、当初からいずれは別工程にも携わりたいという意思を伝えていたため。こちらの願いを受け止めてもらい、機械や電気に関する知識・技術を深めるチャンスに恵まれたのは、本当にありがたかったです。

インタビュー

率先してスキルアップに取り組み、周囲にも好影響を与えたい。

すべての製造工程を終え、検査にかけた装置がきちんと動作する様子を見ると、やはり率直にうれしさが込み上げてくるものです。製品の完成というわかりやすい到達点があるからこそ、モチベーションを高く保つことができている気がしますね。しかし、反面では取引先からの請負で生産を行う都合上、それまでに経験したことのない作業が発生することも少なくありません。まずは自分自身が場数を重ねて引き出しを増やし、コツコツと技術を向上させる姿を見せることで、チームレベルの底上げを実現させたいと考えています。

インタビュー
森川 正英
製造部 森川 正英Masahide Morikawa 本社/2015年入社

鉄工所での勤務を経て、ナカオ工業に入社。前職で経験のなかった作業にも果敢にチャレンジし、管理的な業務へ活躍の場を広げてきた。結婚、子どもの誕生を機に、いっそう責任感を持って日々の業務にあたっている。

森川 正英さんのある日の一日

AM

8:00
出勤
8:20
朝礼・体操
8:30
組立作業
10:00
休憩
10:10
組立作業

PM

12:00
休憩
12:40
作業工程表の作成
14:00
組立作業
15:00
休憩
15:10
組立作業
17:00
退勤
取材:2019年12月

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