NUMBER06

日々精進を忘れることなく、品質とコストの両面で自信の持てる製品を送り出したい。

岩本 雄太
製造部 本社 岩本 雄太 2018年入社
Yuuta Iwamoto

自分自身の技術レベル向上の場として、ナカオ工業を選びました。

機械加工に興味がありここでなら自身の能力を伸ばせると思い、ナカオ工業に移ってきました。入社以来の担当業務は、NC旋盤やマシニングセンタと呼ばれる工作機械を使った機械加工です。製品のすべてをオーダーメイドが占める当社では、ネジやボルト、歯車など細かな部品も社内で鋼材から削り出しています。どの部品も0.01ミリ単位の精度が要求されるだけあり、これまでにはマイクロメーターによる寸法測定のほか、数値制御で動く自動工作機械のプログラミングなどを新たに習得してきました。

インタビュー

機械加工チームで協力し、製造計画を進めています。

機械加工チームの中堅として、部門の製造計画の立案・実行も手がけるようになりました。オートフロアに代表される自社製品は、受注内容が変わっても共通部品の割合が大きいですが、請負製品となると話は別。お客様から受け取った設計図面をもとに、一つひとつの部品について新規に工作機械のプログラミングを行います。生産前の下準備が整い、実作業を後輩に託す際は、個人の人柄を考慮した指示を出すように。自主的に学ぶ気持ちの強いスタッフなら、あえて詳細な説明は省き、まずは自力で挑戦できる状況を生み出すようにしています。

インタビュー

細かな確認作業を積み上げていくことで、安定感のあるものづくりを。

製造現場を任される私たちに欠かせないのは、やはりコスト感覚です。不良品の発生を未然に防ぎ、材料のロスをなくすことが、コスト削減に向けての一番の近道。材料との摩擦で傷んだ切削工具で加工を継続すると、どうしても質の悪い部品ができあがってしまうので、常に加工個数を把握して交換時期を予測する習慣をつけています。機械が加工を行う合間には、完成品の測定を済ませたり、バイトやホブといった切削工具を調整したり。部門全体を見渡しながらも確認の手間を惜しまず、良質な製品を安定的に供給していきたいですね。

インタビュー

前向きかつ地道に取り組む姿勢を崩さなければ、必ず技術は伴うはず。

いまの私があるのも、先輩に混じって手を動かし、ときに厳しい指導を受けてきたからこそ。想像以上に緻密でシビアな作業もありましたが、周囲からの心強いアドバイスと向上心とで、少しずつ自分のものにできました。こう聞くと、複雑な仕事の連続で難易度が高い印象があるかもしれません。しかし、目的意識を持って仕事に向きあえば、経験にかかわらず活躍の糸口がつかめることは、自ら実感してきたところ。現在、私のような中堅世代は少ないので、ベテランと若手の橋渡し役を果たすべく、率先してサポートしようと考えています。

インタビュー
岩本 雄太
製造部 岩本 雄太Yuuta Iwamoto 本社/2018年入社

30歳という節目を目前にして、中途入社。経験こそ浅かったものの意欲的に技術を磨き続ける。

岩本 雄太さんのある日の一日

AM

8:00
出勤
8:20
朝礼・体操
8:30
機械加工・作業指示
10:00
休憩
10:10
機械加工・プログラミング

PM

12:00
休憩
12:40
機械加工・作業指示
15:00
休憩
15:10
機械加工
17:00
退勤
取材:2019年12月

RECRUIT

最新の採用情報について、詳しくはこちらからご覧ください。未経験応募が可能な求人も多数。意欲にあふれるあなたのご応募をお待ちしています。