中西運転士
保育園の先生などの児童福祉の仕事を経て、運送業社で大型トラックの乗務を経験。現在、ＭＫ観光バスの運転士として、Ｊリーグ・京都サンガF.C.のチームバスをはじめ、大型バスからマイクロバスまで様々なバスを運行中。
バス運転手になるきっかけは何ですか？
子供達と関わる仕事をしていると、普段から観光バスを利用することが多くありました。
私は、もともと運転が好きだったので、大きなバスを自由自在に運転している運転士さんの姿を見てバス運転士という仕事に憧れを持つ様になりました。
前の職場を離れた時に、大型二種免許を取得して本格的にバス運転士を目指し始めました。
当時は経験が無かったため、採用してもらえるのかとても不安だったように記憶しています。
なぜ、ＭＫ観光バスで働こうと決めましたか？
バス会社の求人票に記載されている勤務状況や給与、待遇、福利厚生など、様々なバス会社を見た中で、一番魅力的だったのがＭＫ観光バスでした。特に給与面と公休回数がしっかりある事が魅力でしたね。
あともう一点、アルバイト、契約社員を経て正社員登用というバス会社は多数ありますが、それが何年後になるかが不明瞭で不安に思っていました。しかし、未経験でも正社員雇用で採用して頂ける点も魅力的だったと記憶しています。
ＭＫ観光ならではの魅力、働きやすいポイントを教えてください。
当社にはＭＫグループという大きな看板があります。
お客様から評価され続けているＭＫグループのブランドを背負ってバスに乗っている事を誇りに感じています。
また、当社は40代、50代の運転士が多く在籍しています。私自身も43歳なので、同じ年代の方々と一緒に働けるのはありがたいです。いつも他愛もない話をして盛り上がれる仲の良い職場環境がとても気に入っています。
また、当社は2～３日前に配車が決まる事が多いので、シフトの融通を利いてもらいやすいです。子供の学校行事にも参加できたりと、家族サービスができる環境なのは大変ありがたいです。思い返せばアッという間の11年でしたが、人生で一番長い仕事であり、これらかもずっと働きたいと思える会社です。辞めてといわれるまでは続けたいですね！
どのような時にやりがいを感じていますか？
遠方のツアーに行って、予想外に道が狭かったりして未だに苦労する事があります。
でも、無事に旅が終わってお見送りをする際に「いい思い出が出来たわ～」「ありがとう」と笑顔で感謝の言葉を頂けると嬉しく思いますし、その瞬間にやりがいを感じます。
バス運転が好きで運転士の仕事をしているので、初めて行く観光地の時はワクワクします。
11年のキャリアがあっても、初めて行く場所はまだまだありますし、事前に下調べもきっちりとしています。だから、現在でも毎日が勉強です！
あと、私は京都サンガF.Cのチームバスを担当しています。
担当になった当時はサッカーの事は全く知らなかったのですが、選手やスタッフとの交流で徐々にサッカーの事が詳しくなってきました。今では、試合の後にバスに戻ってくる選手の表情を見て「がんばりや。」と声を掛けたり、勝利した時にはみんなでワイワイ楽しく帰ったりしています。つい先日はチームの納会に誘っていただいて参加してきました。
選手の方々と一緒に何気なく食事をしたりお話をしたり、夢みたいな話ですよね。
将来有望な選手の成長する姿も近くで見ているので、海外で活躍する姿を見ていると、わが子のように応援してしまいますね。
ＭＫでチャレンジしたい事、目標はありますか？
生涯無事故です。その目標を、みんなで共有したいとも思っています。
あたり前の事ですが、安心と安全をお客様に提供し続けたいです。全支店で事故ゼロを20年30年と続けていきたいですね。
どのバスも基本的には能力は同じです。だから、ＭＫ観光バスならではのプラスαで他社と差別化する必要があると思っています。「人が好き」「バスが好き」そんな気持ちを持ってお客様への挨拶をしたり、コミュニケーションを取ったりしてＭＫグループならではのホスピタリティ大切に今後も仕事に取り組んでいきたいと思っています。