MKの教育

「当社自慢のホスピタリティの体現する研修とは」「安全運行へ対する徹底した教育とは」MK観光バスならではの教育・研修制度をご紹介。

6日間の初期研修。MKグループの理念を学ぶ。

1日目はMK発祥の地「京都」で、運転・接客など仕事の基礎となるポイントを学びます。
2日目はMKタクシーと合同研修。グループ役員から歓迎を受けた後、MKグループの理念や考え方を学びます。その後、現場を想定した接客実技研修で車いす研修などを行います。
3日目はエムケイ観光バス本社で、バスの設備や整備方法について研修を行います。
具体的にはエンジンルーム内の日常点検方法やバスの洗車方法を学んでいただきます。さらに、万が一の時も慌てず対応できるように、車内に搭載している非常灯や発煙筒などの器具の正しい使い方もレクチャーします。最後に、翌日の実技研修に備え教官の運転するバスに同乗し、「運転のポイント」を予習して3日目は終了です。
4、5日目は、昨日の「運転のポイント」を復習しながら、実際に乗務を行うバスで実技研修を行います。教官が運転するバスに同乗して路上に出て、バスならではの死角や、揺れを感じないブレーキ方法などお客様が快適に過ごしていただける運転テクニックを学んでいただきます。
この実技研修では、乗用車との違いやお客様を乗せたときの注意点を重点的に研修し、プロの運転士としての運転スキルを身に付けてもらっています。
最終日の6日目は見極め試験です。
試験は午前中にMKグループの基本理念、午後に車両点検や実技研修の最終チェックを行います。
見事試験にパスすれば教官より感動の激励を頂くことがあるかも!?


自動運転技能自動評価システム「Objet(オブジェ)」を導入!

「Objet(オブジェ)」とはドライバーの運転行動をリアルタイムに計測し、コンピューターを使って客観的に自動評価するシステムです。受講者の運転と優良ドライバーの運転を比較することで、指導員でも気付かない改善点を発見できます。運転士歴数十年のベテランも今まで気づかなかった運転の癖が分かってハッとされることがあるほどです。

具体的には、帽子に取り付けたセンサーでドライバーの目線の動きをチェック。右足に取り付けたセンサーでアクセル、ブレーキを踏むタイミングをモニタリングします。運転後に取得したデータを元に今後どういうところに気を付けたらよいかということを細かくフィードバックします。
当社では、最新の自動運転技能評価システム「Objet」を使って運転士の運転をサポートしています。


運転士デビュー後も安心!山城教習所を貸し切って運転の再確認!

月に一度、京都の山城自動車教習所を貸切ってのフォロー研修を行っています。
この研修では教習所のコースを教官に同乗してもらいながら、どの位置でどれくらいハンドル切ればバスはどう曲がっていくかを感覚ではなく理論で教えています。バスの動き方だけではなく、死角にコーンをおいて自分の認識と実際の車幅の差を把握することで車両感覚に磨きをかけるための教習も行っています。
当社では、運転士デビューしたら研修は終了というわけではなく、常に運転で不安なことがあればその都度解消し、定期的に運転技術をブラッシュアップできるサポート体制をご用意しています。


「全員業務集会」で安全に対する意識を再度徹底!

2カ月に一度、社員全員が集合して安全面やサービス面について学ぶ「全員業務集会」を実施しています。
安全面では、ドライブレコーダーに記録されたヒヤリ・ハット映像の共有を行い事故防止の徹底を図ると共に、車両故障・車両火災・交通事故などを想定した勉強会を実施。サービス面では、売上や新規クライアント獲得数の報告の他、お客様からクレームの共有を行って再発防止に取り組んでいます。

また、お医者さんに「元気で長く働くために日頃の食事で気を付けるコト」についてお話しを頂くなど、外部講師を招いての講演も行っています。


運転スキルの腕試し!MKグループドライビングコンテストを実施!

2018年8月26日(日)に山城自動車教習所にて第1回ドライビングコンテストを開催しました。
役員車部門、マイクロバス部門、大型バス部門の3部門でそれぞれ「操作の正確さ」「安全確認の正確さ」「ゴールまでの所要時間」「乗り心地の良さ」の4点を基準に採点し優勝者を決定します。
ドライビングコンテストはプロの運転士としての技量をコンテスト形式で競うことで、運転士全員の技術の向上を目的に実施しています。
また、このコンテストは全営業所の乗務員が一同に集まる貴重な機会です。普段は交流が図りにくい他営業所の乗務員同士の親睦を深めることも兼ねています。