ライン組立作業とは、ベルトコンベアで流れてくる製品に、決められた部品を順番に取り付けていく作業です。
担当する工程はあらかじめ決まっており、一人ひとりが自分の作業を終えると、製品は次の工程へと流れていきます。
作業内容は製品ごとに決められた手順やマニュアルに沿って進めるため、複雑な判断を求められることは少なく、同じ作業を繰り返し行うことが基本となります。
部品の取り付けには電動ドライバーなどの工具を使用する場合もあり、製品によっては取り付け後に目視で確認を行い、次の工程へ流します。
作業効率と品質を維持するため、それぞれの工程が細かく分担されているのがライン生産方式の特徴です。
そのため、一つひとつの作業を覚えやすく、未経験の方でも比較的短期間で作業に慣れることができます。
教育体制や作業マニュアルも整備されているため、製造業が初めての方でも安心して取り組める作業です。
★ライン組立作業
★セルフライン組立作業
セルフライン組立作業とは、製品を複数人で協力しながら完成させていく組立作業です。
4~5名が工程順に並び、それぞれ決められた部品の取り付けを担当します。
担当する作業が終わったら、製品を隣の担当者へ手渡し、次の工程へ進めていく「バケツリレー方式」で作業を進めます。
一人で製品を最初から最後まで組み立てるのではなく、担当する工程が決まっているため、未経験の方でも作業を覚えやすいのが特徴です。
作業に慣れてくると、チームで息を合わせながら効率よく組み立てを進められるようになり、ものづくりの達成感を味わえる仕事です。
コツコツと作業することが好きな方や、チームワークを大切にできる方に向いています。
★取付け作業
取付け作業とは、精密機器や動力装置の筐体(きょうたい)に、IC基板やモーター、各種ユニットなどの部品を取り付け、製品を完成させていく作業です。
図面や作業指示書、組立マニュアルに沿って、一つひとつの部品を決められた位置へ正確に取り付けていきます。
部品の取り付けだけでなく、電気配線や配管作業も行い、製品が正常に動作するよう組み立てを進めます。
製品によっては、ハーネスの取り付けや端子の圧着作業、抵抗検査などの確認作業を行い、品質基準を満たしているかを確認します。
使用する工具は電動ドライバーやトルクドライバー、圧着工具などが中心で、作業内容は製品によって異なります。
正確さや丁寧さが求められる作業ですが、マニュアルや教育体制が整っているため、基本的な作業手順を身につけながら経験を積むことができます。
組立から検査まで幅広い工程に携わることができ、ものづくりの達成感を味わえる仕事です。
★サブ組立(サブアッセンブリー)
エンジンに使用される部品の組立作業です完成したエンジンへ取り付ける前の部品を組み合わせ、組立工程で使用できる状態に準備します。
具体的には、オイルカバーへのゴムパッキンの取り付けや、部品のボルト締め、プレートのビス留めなどを行います。
作業は手順書に沿って進めるため、決められた工程を正確に行うことが求められます。
扱う部品は大小さまざまですが、エンジンの品質に関わる重要な工程のため、部品の取り付け状態や締め付けの確認を行いながら作業を進めます。
※弊社請負先にて実施している作業形態です。
★加工(機械加工)
マシニングセンタを使用し、金属部品の切削加工を行う業務です。
プログラミングされた機械へ部品や部材をセットし、加工内容に応じて工具の交換や機械の調整を行いながら製品を製造します。
加工後は、ノギス・マイクロメーター・シリンダーゲージなどの測定器具を使用して寸法や品質の確認検査を実施します。
また、図面や作業指示書を確認しながら、製品が規格どおりに仕上がっているかを確認します。
主に自動車部品などの精密部品を加工しており、加工から検査まで一連の工程に携わる業務です。
NC旋盤を使用してエンジン部品や車軸部品などの金属部品を加工する業務です。
材料を機械へセットし、加工プログラムに従って切削加工を行います。
加工内容に応じて回転装置(タレット)のバイト交換や取り付けを行い、加工後はノギスやマイクロメーターなどの測定器具を使用して寸法や品質の確認検査を実施します。
また、生産する部品によっては段取り替えや加工条件の調整を行いながら、図面や作業指示書に沿って精度の高い製品を製作します。
主に自動車用のエンジン部品や車軸部品の加工が中心となるため、品質管理や寸法管理も重要な業務の一つです。
電子基板や電子機器に使用される部品・配線を、はんだごてを使用して接合する作業です。
部品の位置やはんだ量を確認しながら、品質基準に沿って丁寧に作業を行います。
製品によっては目視検査や簡単な動作確認を行う場合もあります。
マニュアルや教育体制が整っているため、未経験の方でも技術を身につけながら活躍できます。
はんだ作業をもっと知りたい方はこちら! https://www.youtube.com/watch?v=haMJCG0zJpU
★検査作業
加工されたゴム製品のキズ・ほつれ・汚れなどを目視で確認し、不良品の選別を行う業務です。
製品すべてを検査するのではなく、決められた基準に基づいて抜き取り検査を行い、品質に問題がないかを確認します。検査後は結果の記録や、不良品が発見された際の報告を行います。
主にトラック・コンビニ・スーパー向けの商品を扱っており、生産量や出荷量が多いため、正確さに加えてスピードも求められる作業です。
作業手順は決まっているため、製造業未経験の方でも慣れれば無理なく取り組める業務です。
機械検査では、専用の検査機器を使用して、製品の数量や品質に問題がないかを確認する作業を行います。
主な業務は、重量測定による数量確認です。
製品をケース単位で検査機に通し、設定された重量と比較することで、数量の過不足がないかを確認します。
また、光を利用した検査機によって、異物の混入や包装袋の破損・穴あきなどがないかを確認し、出荷前の品質をチェックします。
検査はすべての商品を対象に行うため、機械の表示や検査結果を確認しながら、異常があった製品は取り除くなど、正確で丁寧な作業が求められます。
ケース単位で製品を扱いますが、重量物ではないため体への負担は比較的少なく、女性スタッフも多く活躍している職場です。
未経験の方でも、機械の操作方法や検査手順を覚えれば取り組みやすい作業です。
デジタルオシロスコープや周波数発生装置などの計測機器を使用し、製品の動作確認や性能検査を行う業務です。
検査項目に沿って電圧・波形・周波数などを測定し、規格値どおりに動作しているかを確認します。
また、検査結果の記録や不具合品の判定を行うこともあります。
電気回路図の理解や電気に関する基礎知識が求められるため、電気・電子分野の知識や経験を活かせる専門性の高い業務です。
製品の品質を支える重要な工程を担当します。
★工場内作業
工場内作業では、入荷した部品や製品の受入れ・仕分け・運搬・梱包・出荷準備など、物流に関わる一連の業務を担当します。
入荷した部品は種類や品番ごとに仕分けを行い、必要な数量を各組立作業現場へ搬入します。
完成した製品は検査を行った後、出荷先に合わせてダンボールやパレットへ梱包し、フォークリフトなどを使用して出荷場所まで運搬します。
フォークリフト作業だけではなく、部品の仕分けや梱包、出荷準備などの手作業も行うため、フォークリフトの運転とその他の作業をバランスよく担当します。
フォークリフトに乗りっぱなしではなく、運転業務と手作業の割合はおおよそ半々です。
作業状況や取り扱う製品によっては、カウンターフォークリフトまたはリーチフォークリフトを使用します。
製品を安全かつ正確に運搬するため、周囲への注意や丁寧な作業が求められる仕事です。
★倉庫内作業
倉庫内作業では、入荷した部品や製品の受入れから保管、出荷準備まで、一連の物流業務を担当します。
トラックで搬入された部品や製品をフォークリフトなどを使用して荷下ろしし、数量や品番などに間違いがないか検品を行います。
検品後は製品を種類ごとに仕分けし、指定されたラックへ格納します。
出荷作業では、出荷伝票をもとに必要な部品や製品をピッキングし、数量や品番を確認します。
必要に応じてダンボールやパレットへの梱包を行い、出荷準備が整った製品をトラックへ積み込みます。
作業ではフォークリフトを使用するほか、検品・仕分け・ピッキング・梱包などの手作業も行うため、倉庫内でさまざまな業務に携わります。
状況や取り扱う製品に応じて、カウンターフォークリフトまたはリーチフォークリフトを使用し、安全に配慮しながら作業を進めます。
正確さと効率の両方が求められる、物流を支える重要な仕事です。
★事務スタッフ
PCを使用したデータ入力や書類作成、電話応対などの事務業務を行います。
主な業務は、Excel・Wordを使用した資料作成やデータ管理、関数を用いた簡単な集計作業、伝票入力・処理などです。
また、取引先や社内からの電話対応、来客対応、各種書類の整理・ファイリングなども担当します。
業務内容は多岐にわたりますが、正確な入力作業や円滑なコミュニケーションが求められる職種です。
PCの基本操作ができる方や、事務経験を活かしたい方に適した業務です。
現場事務は、製造現場が円滑に稼働できるよう、事務業務や各部署との調整を行う仕事です。
主な業務は、Excel・Wordを使用したデータ入力や資料作成、各種帳票への入力・管理です。
Excelでは関数を使用したデータ集計や進捗管理を行うこともあります。
また、生産管理業務の一環として、生産状況や部品の手配状況を確認しながら、取引先や協力会社への連絡、現場との打ち合わせや情報共有、納期の調整などを行います。
製造現場と事務部門をつなぐ役割として、必要な情報を正確に伝え、スムーズな生産活動を支えます。
デスクワークだけでなく、現場へ足を運んで進捗状況を確認したり、担当者と打ち合わせを行ったりすることもあるため、コミュニケーション能力や調整力が求められる仕事です。
正確な事務処理と柔軟な対応力を活かし、製造現場を支える重要な役割を担います。
