スタッフインタビュー詳細

あたたかい食事の源は、お客様や仲間とのあたたかい関係性。

社員食堂パート
(左から) Y様/2014年入社 Y様/2016年入社 K様/2014年入社
働きやすいだけでなく、お客様の笑顔からやりがいを感じられる職場環境。

私たちの主な業務は調理、盛付け、揚げ物です。初めて作るメニューでもきちんとレシピがあり、カットされた食材が運ばれてくるので、特に難しい作業もなく、家庭のお料理の延長でスタートでき、実際、飲食業未経験から働き始めたメンバーも多数活躍しています。都給食は勤務時間帯やお休みなどの働きやすさ、また人間関係の良さもあって、長期で働いている子育て世代の女性スタッフが多く在籍。勤務地ごとに多少ルールは違いますが、マイカーやバイク、自転車などで通勤することができるので、仕事帰りの子どものお迎えや、夕飯の買い物も助かっています。さらに、希望者には2年勤続後に調理師免許の取得許可がもらえ、チャレンジするパートメンバーも多く、見事資格を取得した時は、仲間内でお祝いなんかもしています。
私たちが働いている食堂は、調理場をだいたい3人で切り盛りしており、勤続が長いメンバーが多いため任せてもらえる仕事も多く、お休みのメンバーがいるときは他の食堂から応援も来てもらえるので不安はありません。
働いているうちに顔見知りになる常連のお客様もおられ、普段はトラブルもほとんどありません。しかし以前、外国人のお客様がいらっしゃった際はメニューの日本語がわからなくて、そのときは身ぶり手ぶりで事なきを得ましたが、早速本社に連絡して英語表記を加えてもらいました。宗教上の関係で食べられないものがあったり、ベジタリアンの方もいらっしゃったりするので、それをきっかけに、メニューだけでなく材料にも気をつけるようになりました。

お昼休みの短い時間に込められた、人と人とのつながり。

お客様に喜んでもらうことや、環境をより良くすることについては、雇用形態に関係なく耳を傾けてもらえます。外国人のお客様向けのメニュー表記もそうですし、付近の飲食店に負けないくらい足を運んでもらうにはどうすればいいかのミーティングには、社長からパートまで一丸となってアイデアを出し合います。考えたメニューが評判になったり、接客態度の見直しやアンケートから満足度が上がったりすると目に見えてお客様も増えるので、頑張って良かったという気持ちになります。
社員食堂や学生食堂は、同じ時間に常連の方がいらっしゃることが多く、コミュニケーションも活発です。新規のお客様に食券の購入の仕方をご案内することもあれば、今までご利用いただいていたお客様から「転勤になるので、今日までありがとうございました」「気に入っていたメニューがもう食べられないかと思うと寂しい」とお声をいただくこともあります。特に4月は研修が終了して異動されるお客様が多く、これから本格的に活躍されることが嬉しいような、でもお顔が見られなくなるのが寂しいような、そんな気持ちにもなります。いつも同じに見える食堂にも、出会いや別れがあり、お客様とのつながりを感じられるドラマがたくさんあります。お昼休憩の短い時間だからこそ、今日も1日お仕事を頑張れるように、そして次に行くところでもこの味を忘れないでほしいという想いを込めて、食べた方が笑顔になれる食事をこれからも作り続けていきたいです。

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