スタッフインタビュー詳細

飽きのこない味の追求を、次の一歩に生かしたい。

米山 正寿
学生食堂チーフ
2013年入社
新規事業の起ち上げから一緒のメンバーは、かけがえのない仲間です。

前職は個人経営の飲食店で接客や調理など、できることは何でもやっていました。父も飲食業界で働いていたので、自然な流れでこの世界に飛び込みました。都給食で働き始めたきっかけは、結婚を機にプライベートな時間を持ちたいと考えたからです。高校卒業と同時に飲食で働き始めましたが、これからは家族のための時間も取れるところがいいなと仕事を探しているときに、都給食の求人を見つけました。
当社は社員食堂をメインに事業を展開していますが、私が勤務しているのは大学の学生食堂です。ショッピングモールや、サービスエリアのフードコートをイメージしてもらえればわかりやすいと思います。広い敷地内にテーブルと椅子が並び、ラーメン屋さんやパン屋さんなど様々な企業様の店舗がずらりと軒を連ねているといった具合です。私はその中で、当社が展開しているセルフのうどん屋さんで働いています。セルフのうどん屋さんは都給食初の試みで、私はその起ち上げメンバーの募集を見て、自分の経験を生かせるのではと入社しました。店舗には今も開店当初から勤続しているメンバーもいて、すっかり苦楽をともにした戦友みたいな感じです。
私の職場がある大学は規模が大きく、お客様も多いので、当社の食堂の中ではかなり大人数で運営しています。そのため、人をまとめる、また誰かの意見を業務に反映させるといった面で、働き始めた頃は苦労もありました。社員食堂や学生食堂は、私たちの都合で休業することができません。明日も明後日も社員さんや学生さんがいらっしゃいます。そのため、一緒に頑張ってくれているパートさんの体調や、気持ちのケアには、自分の中でとても気を遣いました。

お客様に安心を届ける「いつもの味」も、ブラッシュアップなしには語れません。

どこの学生食堂でもそうというわけではありませんが、私の職場がある大学では年に2回、学生さんとの意見交換会があり、良い点も悪い点も直接うかがうことができます。「もう少しボリュームがほしい、食べてみたいメニューの提案などさまざま聞かせていただいた中で、できることから順次取り入れていきます。中には厳しいご意見もありますが、新しいメニューが評判になりレギュラー入りしたこともありますし、最近では「お財布に優しい」や「飽きがこない味」などのご意見も増えてきて、とてもやりがいを感じています。そうやって安心して食べていただける味を提供しつつ、私には仕事を続けていく上で携わりたいと思っていることがいくつかあります。例えば、大学の長期休み中は社員食堂などへ応援に行くのですが、そこで受ける刺激であったり、いつもと違うメンバーから聞ける意見であったり、現場で得られたものを会社へフィードバックして、現場と会社の橋渡しができればと考えています。また、私の職場でもある大学が現在、耐震工事をおこなっていて、工事後は生徒数を増やす方針を打ち出しています。そうなると今の食堂の席数ではまったく足りませんし、今よりもさらにお客様の数が増えることが見込まれます。もし、そのタイミングで大学が店舗を増やす決定をするのであれば、当社から2店舗目を出店し、その起ち上げを手がけたいとも考えています。新店舗はセルフうどんではなく、新しいジャンルの専門店でも面白いかもしれません。都給食は「食を通じてたくさんの笑顔と満足と」が企業理念です。日々の業務の中にも、何か新しいものや、喜ばれるものを発見できるような取り組みを、今後も続けていきたいと思っています。

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