スタッフインタビュー詳細

新卒第一号として、営業担当として、都給食の魅力を伝えていきたい。

村田 雄紀
営業担当
2008年入社
会社とともに歩んだ10年、試行錯誤を重ねて見つけたもの。

私は、都給食が新卒の採用をはじめたときの一期生にあたります。当社に入社した経緯ですが、いちばんは社長の人柄や考え方でした。会社説明会での社長は、学生と同じ目線でお話をされていて、初めて対面する私たちにも理解できるシンプルな思考を持った人という印象で、そこに強い感銘を受けました。入社して10年になりますが、社長の印象は当時から変わっていません。自ら率先して行動し、私たちに混じって仕事をしています。そうやって現場を大切にする姿勢は、見ていてとても心強いです。とは言うものの私は当初、飲食業を避けて就職活動をおこなっていました。学生時代に飲食のアルバイトをしていた経験から、土日が休みではないということがどうしても引っかかっていましたが、都給食は日曜日が休みですし、料理をすること自体は好きだったので、そうした自分の中での条件にピッタリだったことも入社の決め手になりました。
入社後は半年間、食堂で調理を担当していました。これから営業や事務、人事の担当で入社される方は違うかもしれませんが、私は新卒の第一号ということもあり、今振り返れば会社も模索していたのだと思います。私は飲食の経験もありましたし、違和感もなく、おかげで会社全体を知るいい経験にもなりました。その後は社長に同行して営業の仕事も覚えていきましたが、最初のうちは、すでにお取引のあるお客様へのおうかがいが中心で、正直、何をすべきかわからなかったところがあったのも事実です。ただ回数をこなしていくうちに法則のようなものがあることが解かり、途中からは自分なりにマニュアルを制作しながら、いろいろな方法を試すようになりました。

全社的な視点で、働きやすい職場環境とお客様の問題解決を両立する。

都給食でチャレンジしたいことは、営業以外にもたくさんあります。営業担当として外部に向けて働きかけをおこなう一方で、社内的な仕組みの成熟度を高めていきたいというのもそのひとつです。細かいところはこれから詰めていきますが、誰もが働きたいと思える会社作り、お客様から都給食に任せたいと思われる質の高いサービス、指導マニュアルの作成など。特に指導マニュアルについては、今はどの部署も現場のOJTに頼りきっている部分が大きく、指導する側の負担軽減のためにもマニュアル作成は急務です。未経験で入社される方のことを考えても、何もわからない中でいきなり現場作業を教わるよりは、業務の合間に目を通せるものがあればより安心です。まずは大まかなものを作成し、それを下敷きに各々で手を加えながら、より自分に合ったマニュアルにしていってもらえたらと思っています。
今、飲食業界は厳しい時代を迎えています。ただそれでも、食を通じてお客様に満足していただく基本は、本音で感想をいただき、それを生かし続けることだと私は思っています。当社はお客様の課題を解決することを大切にしつつも、その方法が都給食でなくてはならないという考え方で事業をおこなっていません。お客様にとって他社様の商品やサービスの方が解決に近ければそれをご紹介することもあるなど、誠心誠意お客様のことを考えて働きたいという方にとっては申し分ない環境です。最近では、お客様からの「こういうことはできないか」というお問い合わせから新しい商品の開発が始まるケースも増えてきました。どうしたら課題を解決できるか、私たちなら何ができるかを大切に、これからもひとつひとつ丁寧に、業務に取り組んでいきたいと思います。

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