前職も家具業界の会社で営業職を担当していました。17年ほど勤め、仕事に不満があったわけではありません。ですが、違う環境にも身を置いてみたいという好奇心が自分の中で強まってきたのも事実で、そのときに知人の紹介で出会ったのが当社の社長です。正直なところ家具業界は旧態依然とした部分がまだまだ残っていて、昔からのやり方を引き継いでいるところも多くあります。その中において『モーブル』は、商品開発を含め新しいことにトライする意欲にあふれており、非常に魅力的に映りました。入社後もその印象は変わりません。特に当社が力を入れているライトウェーブでの新規市場開拓は、これまで培ってきたセオリーの外にあるもの。個人の裁量が大きく、「こうしていれば大丈夫」というレールがないため、どの業界・企業に働きかけるのかを、すべて自分で考える必要があります。そういった大変さがあるとはいえ、おかげで毎日が充実していますね。
当社の強みを活かし可能性を切り拓く仕事。
当社は少数精鋭で個々の社員が活躍していることもあって、一人ひとりの社員の職域が広いです。所属する営業部でも商品企画に関わることができるため、業界経験は長いですが、製品のサンプルづくりには初めて携わりました。そういう意味では同業からの転職ではあるとはいえ、イチから学ぶことも多いです。また、これまで家具販売店への営業がメインだったので、それ以外の業界を訪問すること自体も新鮮で面白いです。ホテルやグランピング施設へオリジナル製品を提案したり、屋外使用も可能な家具を開発してアウトドア業界やエクステリア業界などへ提案しています。自社で製造しているライトウェーブは通気性が良く水洗いができ、室内外を問わず使用できるのが魅力です。新規取引のお客様が商品を気に入ってくださり、徐々にお得意様へと関係性が変化していることに大きな手応えを感じています。
『モーブル』で働いてから、家具の持つポテンシャルの高さに気がつきました。家具販売店以外に視野を広げたときに、別の大きな市場があるとわかり、そこにおどろきと楽しさを見出しています。ライトウェーブが持つ「通気性の良さ」と「外でも使用できる耐水性」は、さまざまなシチュエーションで使用できると感じており、私の趣味である自転車のサドルにも応用できそうです。世の中のあらゆるところにヒントが隠れているので、ニュースなどで得られる情報との向き合い方も変わりました。そういう背景もあって、いま目標に掲げているのは、さまざまなお客様が抱えているお悩みを解決できるような商品を企画することです。問題解決につながる商品は、言い方を変えると価格競争にさらされない商品。お客様の満足はもちろん、当社の利益にもつながるのでチャレンジする価値はあると思います。最近、福岡にある本社に同じ部署の仲間が増え、体制が強化されました。チームワークを発揮して、みんなでどんどん新しいことにトライしていきたいですね。
より知識を深め、大好きなモーブル製品の魅力を届けたい。
ECサポート課
2023年
【略歴】
インターネット通販企業にて、ディレクションやデザインに従事していた経験を持つ。フリーランス業を経てモーブルへ入社。主に自社サイトや大手通販サイトなどの商品ページ制作を行う。プライベートでは母として子育てに奮闘中。
もともとモーブルとはフリーランスとしてお仕事をいただく関係でした。担当する業務量が増えてきたのが入社のきっかけです。かねてより家具やマットレスを購入するほどモーブルの大ファンだったこともあり、「ぜひ!」と二つ返事で決意。家族との時間を大切にしたい私にとって、フリーランス時代から変わらず在宅で働けるのも大きな決め手でした。月2回ほどある定例ミーティングに出席する以外は、ほぼ100%在宅勤務できています。おかげで子どもと一緒にいられる時間が増え、笑顔が絶えない平穏な毎日を送っています。子どもの発熱時など、急な休みを取りやすいのもありがたいです。
私が担当するWEB事業では、外部から招いたコンサルタントの方を中心に仕事を進めています。チャットや電話ですぐ相談できる環境なので、業務上困ることはありません。のびのびと働きやすい環境が、仕事もプライベートも充実させてくれています。
モーブルの商品ページづくりにおいて重きを置いているのは、商品の良さを「正しく」伝えることです。商品の機能性や美しさを余すことなく伝え、モーブル製品がある暮らしを想像していただくためには、制作を担当する私も正しい心持ちでいなければいけません。ページ制作者として、そして当社製品のファンでありいち消費者としても、良い商品だからこそ正しく届けたいという強い思いを感じています。
商品を正しく伝えるためには、知識が欠かせません。たとえば、サイドボードの角部分がアップに撮られた写真。商品を深く知っていれば、1枚の写真から素材の良さや質感、優れたデザイン性を読み取り、商品のリアルな魅力を具体的にページ制作に落とし込めるからです。商品については商品開発の方に聞けば詳しく教えていただけるので、自分から積極的に学ぶ姿勢が必要だと日々感じています。ただ紹介するのではなく、商品の良さを伝えられるよう、隅々まで掘り下げて考える意識を忘れないでいたいです。
商品に使いづらさを感じるレビューをいただいたときは、たった1行程度の些細なものでも社長や各担当者がすぐに集まって話し合い、改善策を出します。商品への愛情があるからこそ、お客様の声を誠実に受け止め、スピード感ある改善を実現しています。
私が担当するページ制作で言えば、商品の良さを最大限に引き出す見せ方が大切です。スタッフたちが丹精込めてつくりあげた商品を撮影した写真と文章が、素材として私のもとに集まります。商品への愛情が込められたクオリティーの高い素材たちをページに落とし込むことに、正直プレッシャーや難しさを感じますが、やりがいもあります。他のスタッフ同様、愛情をもって質の高い仕事ができるよう、これからもスキルアップのために努力し続けたいです。頑張りたい熱意があればどんどん成長できる環境なので、魅力あるモーブル製品を届けたい思いがある方にぜひ来ていただきたいです。
生産の最終ラインを守り、安心の家具をお客様のもとへ。
2009年
【略歴】
佐賀県で育ち、身近に大川家具を見てきたことがキッカケでインテリアへの興味が芽生える。趣味で家具の色を塗りかえるなどモノづくりへの関心も生まれ、高校卒業後は車のシートメーカーに就職し生産のイロハを学ぶ。親しい先輩が働いているという縁もあり、家具作りを仕事にすべくモーブルへの転職を決めた。現在は生産部4班のリーダーとして出荷前の最終ラインで検品や梱包を担当し、モーブル家具の安心と信頼のカギを握る。
工場での生産経験を生かせるうえ、インテリアにも興味があるということで、家具づくりができるモーブルに入社しました。入社後は3ヵ月ほど研修として上司の作業風景を見学して流れや雰囲気をつかみます。ほかにも実際に製品の組立に木工用接着剤である「ボンド」を差す「ボンド組み」を任せていただき、モーブルで扱う製品がどういったものなのかを知ることができました。ボンド組み自体は手作業で、難しい工具や機械を使うこともありません。付きっきりというわけではありませんが、上司がすぐそばで作業していて相談しやすく、正しくできているか適宜確認してもらえるのでダイレクトに成長へつながりましたね。私が所属する生産部の工場は1、2班が部品を流して3班が研磨、4班では最終的に流れてきた部品を組み立てて完成させ、検品して梱包という流れです。生産部では研修が終われば適性ある班に配属され、私は入社して10年ほど1班にいたので、4班以外の生産ラインの知識を学べたのも今に生きていると思います。
入社後、1班で10年ほど部品業務について経験を積み、4班へ異動し、リーダーになりました。リーダーとして前日に班全体の作業進行度を確認し、次の日のスケジュールを大方決めます。毎朝少し早く出社して工場内を見て回り、作業を効率化できる場所が無いかを前もってチェックし、MTGで各々に予定を共有します。この事前準備により部下の手が空くこともなく、当日のスタートがスムーズに進みます。チームをより良くするには部下への接し方も心掛けなければなりません。言葉一つで捉え方は十人十色。いかにモチベーションを落とさず指導するかが肝要で、いまも指導方法を模索しています。4班では自社ブランド『Meuble』のTVボードやソファ関連の生産をメインに行っており、私は4班で「検品・梱包」という出荷前の最終確認を行う重要任務を担当。お客様が直接手に触れるものなのでネジが出ていないか、正常に動作するかなど細心の注意を払って検品を行います。自身が生産に携わった商品が通販サイトのレビューで良い評価を受けると、検品を行う者として心底やりがいを感じますよ。
細かな部品の取り付けやTVボードの引き出し作りなど、経験していない業務がいくつかあります。担当業務が落ち着いているときは部下に自分の作業を任せ、未経験の業務にも積極的に着手して経験値を蓄えています。今後は、自分の知識や経験だけではわからない角度からモノを見る目を養い、製品が良くなるアイデアや生産効率アップのヒントを見つけていくことで、より良い家具をお客様の元へお届けするのが目標ですね。仕事を探している方にお伝えしたいことは、木工製品という自然のものを扱う仕事の楽しさ、難しさです。家具は使用する材木の種類によってそれぞれ堅さや色、性質が異なります。湿気を含みやすい木もあれば、膨張したり割れたりしやすい木も。材木ごとの特色すべてを理解するにはたくさんの時間と経験が必要ですが、知識が深まるうえやりがいも大きいですよ。そして一つとして同じ模様のない年輪や木目。それぞれの表情が尊く、美しく感じられるのもまた、この仕事の魅力ではないでしょうか。当社の生産部にご入社いただけたその時は、ぜひ一緒にモーブルを盛り上げましょう。
今後さらにおもしろくなる家具業界で新たな挑戦を。
総合企画課
2015年
【略歴】
大学では環境設計学科で都市を形成するハードとソフトの設計を学び、卒業後はNPO法人に就職。生産者と消費者をつなぐマルシェや、保育園へのアーティスト派遣など、まちづくりに関わる事業の企画を担当。モーブルへ入社後は、デザイン・品質管理・広報・営業と幅広い業務に携わる。プライベートでは2019年に第一子が誕生。周囲の理解を得て、子育てにも取り組み、仕事との両立を目指し、奮闘中。
以前はNPO法人で企画職として働いていましたが、事業会社での経験を積みたいと思い転職しました。モーブルを選んだ決め手は、大学で学んだデザインの知識を生かせることと、当時40歳の若い社長が牽引していることへの期待感。さらにデザイン性の高い商品を自社製造している点や、マットレスという新分野に挑戦している点にも惹かれました。入社から1ヶ月間は、工場研修と座学で家具のイロハを身に付けました。機械ごとの加工基準を学んだり、上司に同行して資材関連の取引先に行ったりと、現場を見ながら知識を付けられたのは良かったですね。豊富な経験を持つベテラン社員が多いという恵まれた環境にも助けられました。当社の先輩は、私が失敗したときも「自分も失敗してきたから」とフォローしつつ、社内外への対応を共にしてくれる方ばかりです。もともとは1人で問題を抱えがちだった私ですが、モーブルで分からないことは早めに周りに相談することを学び、それによりスピード感を持って仕事ができるようになりました。
ライトウェーブ事業課
2019年
【略歴】
前職も家具メーカーにて勤務。異なる環境で仕事をしてみたいと考えていたときに知人の紹介で『モーブル』の社長と出会い、理念に共感して入社。現在は新業態企画営業部 ライトウェーブ事業課の主任として、東京を中心とした関東エリアの営業を担当。自社製造で特許製品のクッション材である「LITEWAVE(ライトウェーブ)」を使用した商品の新規市場開拓に日々取り組んでいる。