スタッフインタビュー詳細

患者様、ご家族様、医療機関の架け橋。

Mさん
医療ソーシャルワーカー 主任
2010年入社
医療業界の中でも聞きなれない言葉「ソーシャルワーカー」を知っていますか?

私は四年制大学の社会福祉学科を卒業し、新卒で明治橋病院に入職しました。福祉を目指したのは、自分の生活環境に高齢の方が多く、何気ないことを楽しくお話をしていたことがきっかけです。当初は漠然と病院で働きたいという想いでしたが、業界を知るに連れ、患者様ひとりに対して深く関わっていきたいという気持ちが大きくなり、ソーシャルワーカーを志すようになりました。私が就職活動をしていた当時は、まだソーシャルワーカーという言葉もめずらしかったのですが、求人が乏しいなかで、地元からも近く、福利厚生もしっかりしているこちらで募集が出ていたのは有り難かったです。
ソーシャルワーカーの仕事は、病気や怪我をきっかけに困られていることのお話をおうかがいするところから始まります。これまで通りの生活が難しくなってきたというお話から、それにともなう入院の相談、医療費・入院費などのお金やご家族様の意向のおうかがい、介護保険が利用できるかなど、患者様だけでなくご家族様のお気持ちを医療機関や保険を利用することでどれだけケアできるかについて包括的に携わっていきます。患者様とご家族様の間で想いに相違があるときや、身寄りがない方をどう支援していくかなどの難しい局面もありますが、それでも私がこの仕事を続けてこられたのは、大変な反面、患者様やご家族様からの感謝を直接受け取ることができるからです。明治橋病院が職種や専門は違っても、他の病棟や部署とのコミュニケーションのなかでお互いを理解しあえる病院であることも支えになっています。病院と介護施設が独立していると、それだけでその間を取り持つ作業がとても困難になり、結果として最も大切な患者様にご負担を掛けてしまうことも出てきます。その点で明治橋病院は、カンファレンスという形で連携する職種同士でミーティングをおこなう機会があり、医療と介護・福祉のあいだで助け合うことができるので助かっています。

女性がやりがいを感じながら、長く、安心して仕事を続けられる環境を整えたい。

入社してすぐ新卒スタッフ全体で1日間の接遇研修があり、その後は配属部署にてOJTという形で少しずつできることを増やしていきました。先輩の業務に同席して、覚えたことからやってみて、またアドバイスをもらって、という作業の繰り返しでした。仕事の成熟度を考慮して徐々に任せてもらえましたし、患者様との面談の業務の際も事前にロープレをして、充分に慣れてから本番を迎えさせてもらえたので、安心して臨むことができました。ある程度ひとりで作業できるようになってからも、わからないことや困ったことがあると、こちらから声をかけやすい雰囲気を作ってもらえたのも安心感がありました。
明治橋病院には現在ソーシャルワーカーが3名在籍しており、全員女性です。年齢はそれぞれ離れていますが、女性である以上、たとえば産休や育休後に無事職場復帰できるかという不安はどうしても拭い去ることができません。女性のそうしたライフスタイルの変化に対して、最近では有給休暇を時間単位で取得できる病院もあるという話も耳にします。幸い当院は女性が働き続けられる制度や環境への取り組みを積極的におこなっていますし、現場の声を病院全体で考えてもらえる風土も根付いているので、すべてのスタッフがより働きやすい職場作りを目指して、少しずつ働きかけていければと考えています。

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