小学4年生の頃、母が祖母の介護を始めました。約10年間、その姿を見て「少しでも母の力になりたい」という思いが芽生え、介護の道を選びました。専門学校に進学しながら、祖母の介護にも実際に関わっていました。
介護福祉士国家試験の日に祖母は亡くなりましたが、祖母が私にこの仕事を選ぶきっかけを与えてくれたことに、今でも感謝しています。
カッコいい介護士の成功モデル
現在の職に就いたきっかけ
ご利用者と喜びを分かち合えたエピソード
21歳で妊娠し、22歳で出産しました。妊娠8ヶ月まで仕事を続けていたのですが、その間、ご利用者の皆さんが妊娠をとても喜んでくださったことが印象に残っています。
出産後も「赤ちゃんが生まれたんだね!」と声をかけていただき、まるで孫やひ孫のように子どもを可愛がってくださったことが、とても嬉しい思い出です。
桑の実会のワークライフバランス
育児と仕事の両立は簡単ではありませんでした。主人も同業者で夜勤があるため、協力しながら乗り越えてきました。
生後5ヶ月で仕事に復帰した際、施設内に保育園があったことは本当に助かりました。育休制度も整っていて、子どもが1歳になるまでは勤務時間を1時間短縮できたのもありがたかったです。
今では子どもも15歳。振り返ると、あっという間でした。
くわのみクリニック通所リハビリテーション 副主任
介護福祉士