転職を考えていたときに、「せっかくなら自分がわくわくできる仕事がしたい」と思いました。もともと文化や芸術にふれるのが好きだったので、その分野の求人を探していたところ、ケイミックスパブリックビジネスの募集を見つけたんです。 前の仕事はまったく別の業界で、公共文化施設の運営も、文化事業の企画制作も未経験でした。でも、心惹かれるままに「やってみよう!」という気持ちで思いきって応募しました。
入社してみると、施設利用の予約受付やお支払いの対応、公演や講座の企画・制作・運営、チケット販売、市役所とのやりとりなど、本当にいろいろな業務がありました。最初は覚えることが多くて大変でしたが、文化芸術にかかわり、地域の皆さまに喜んでもらえる仕事ができているという実感が、毎日の励みになっています。
文化事業企画・制作・運営責任者 S・I (2024年 キャリア採用)
文化芸術への興味から、未経験でこの仕事に
やってみて気づいた、この仕事のやりがい
この仕事のおもしろさは、公演や講座の企画を自分で提案できるところです。もちろん、実現するまでには現実的な検討も必要で、すべてが形になるわけではありません。でも、自分の企画が実際に開催されて、お客さまから「良かったよ」と言っていただけたときは、本当に嬉しくなります。
公演の準備は、早いものだと1年以上前から動き出します。情報公開やチケット発売日など、逆算して進めることが多く、責任も大きいです。でも、準備を積み重ねた分だけ公演当日の達成感は大きくて、「やってきてよかったな」と心から思える瞬間があります。そして、公演を終えるたびに、必ず何かしら得るものがあるんです。準備の進め方だったり、関係者とのやりとりだったり、お客さまの反応だったり。毎回ちがう気づきがあって、それが次の公演に活きていくのを感じます。
一日の流れ
8:30 【勤務開始】
スタッフと協力してお客さまを迎える準備をします。
9:00 【受付スタート】
ホールや会議室ご利用のお客さまが来館されます。
ご案内や鍵開けをしながら、館内の掲示物や設備の状態をチェックします。
10:00 【窓口にてチケットの販売】
「こちらのお席がおすすめです」と会話を楽しみながら対応します。
10:30 【公式SNSの更新】
チケット発売情報や施設の出来事を投稿。
「反応があったら嬉しいな」と思いながら、写真や文章を工夫します。
11:00 【広報誌の校正作業】
次号の誌面を確認しながら、「この公演の魅力がもっと伝わるように」と細部を整えます。
12:00 【休憩】
併設されているレストランの日替わりランチを味わいます。
14:00 【公演関係者との打合せ】
企画のターゲットや段取りを確認しながら、より良い公演づくりに向けて意見を交わします。
16:00 【チラシ・ポスターの掲示作業】
届いたばかりのチラシを施設内の目につく場所へ設置。
市内のお店や協力施設などをまわり、ポスター掲示をお願いすることもあります。
17:30 【勤務終了】
“誰かのために”が原動力になる方へ
この仕事に向いているのは、「人と話すのが好き」「誰かのためになることが好き」という方だと思います。 公演やワークショップの企画に興味がある方、音楽や舞台、エンタメやサブカルチャーが好きな方、SNSが得意な方も活躍できる環境です。実際、接客業の経験がある方や、イベント・コンサートスタッフの経験がある方が活躍しています。
また、多くの方が利用する公共施設だからこそ、日々の接客も重要な役割のひとつです。私は会社のすすめで「サービス介助士」という資格を取得しました。その後、道端で車いすの方が困っている場面に出会い、自分から声をかけて駅までお手伝いしたことがあります。これは、日頃の職場での接客経験や、資格で学んだことが役に立った瞬間でした。
お客さまから「ありがとう」と言われたときや、公演が無事に終わって笑顔で帰っていく姿を見送る瞬間に、この仕事の魅力を強く感じます。 文化が好き、地域に貢献したい、人と関わる仕事がしたい、イベントの裏方として支えたい――そんな思いを持っている方には、ぜひ挑戦してほしい仕事です。
管理運営スタッフ(管理職) D・Y (2023年 キャリア採用)
演劇が教えてくれた情熱を仕事にも
私はもともと営業職として働いていました。数字を追いかける日々はやりがいもありましたが、心のどこかでずっと「文化に関わる仕事がしたい」という思いが残っていたんです。大学時代に演劇に打ち込んでいた経験が大きくて、あの頃の情熱をもう一度取り戻したい気持ちがありました。文化ホールの仕事は、劇場に関わる仕事と地域貢献の両方が重なる場所。「ここなら、自分の経験を活かしながら地域の役に立てるかもしれない」と思い、思い切って飛び込みました。
今は総務課長として、売上管理や経理処理、行政とのやり取り、建物の維持管理の計画立案、スタッフ間の情報共有など、施設運営の中心に関わっています。未経験からのスタートでしたが、営業時代に培った調整力や責任感は、今の仕事でもしっかり生きています。
「より良い場をつくる」ことを目指して
公共文化施設の仕事は、単に施設を貸し出すことではありません。私が目指しているのは、この場所が地域の人と人をつなぐ“結び目”になることです。
そのために、売上や経理処理、報告書の作成、設備の点検・修繕の調整、行政とのやり取りなど、施設運営を支える幅広い業務を担当しています。一見すると地道な仕事ばかりですが、こうした積み重ねがあってこそ、人が安心して集い、活動できる環境が成り立ちます。
また、「ここに来ること自体に価値がある」と感じてもらえる場づくりも大切にしています。例えば、七夕の時期にはロビーに笹と短冊を設置します。すると利用者だけでなく、たまたま立ち寄った地域の方々も足を止め、「何を書こうか」と会話をしながら短冊を書いていかれます。そんな何気ない光景を見るたびに、この施設が人と人をつなぐ場所になっていることを実感します。
公共文化施設の運営には、舞台・清掃・設備の各管理会社、委託先会社、イベントの主催者や地域の文化団体など、多くの専門家が関わっています。私の役割は、それらの専門家の意見や提案をつなぎながら、施設全体が円滑に機能するよう、奔走しながら業務を前へ推し進めることです。地域の人と人をつなぐ“結び目”として文化施設が存在するように、私は施設運営に関わるさまざまな専門家をつなぐ“結び目”でありたいと思っています。それが、この仕事の魅力であり、総務課長としての醍醐味だと感じています。
一日の流れ
8:30 【勤務開始】
朝礼でスケジュールや連絡事項を共有し、必要な備品の準備をします。
9:00 【受付スタート】
受付スタッフと連携しながら、並行してメールや書類をチェック。
優先度の高い案件を整理し、対応を進めます。
10:30 【レジのチェック】
売上金や伝票を確認し、金額や記載事項に相違がないかをチェック。
11:00 【施設の利用促進】
地域の企業や団体へ「この施設を使ってみませんか?」と営業をします。
お客様のニーズに合わせて提案内容を考え、自分のアイデアを活かせる仕事です。
12:00 【休憩】
近くの飲食店で昼食。気分転換をしながら午後の業務に備えます。
13:00 【ミーティング】
館長や事業責任者と施設運営の課題を共有し、対応策を話し合います。
また、エリアマネージャーを通じて他施設の事例やノウハウを運営改善に活かします。
14:00 【行政への報告】
市役所を訪問し、施設の運営状況や利用実績などを報告。
指定管理者として行政との信頼関係づくりも重要な業務です。
16:15 【ロビーの飾りつけ】
季節感や開催イベントに合わせて館内を飾りつけ。
「素敵ですね」と声をかけていただくこともあり、励みになります。
16:30 【経理処理】
レジの売上データの登録や請求書の処理を実施。
特に月末は、予算の執行状況の確認や設備修繕の進捗確認なども行います。
17:30 【勤務終了】
遅番スタッフへ引継ぎ事項を共有して退勤します。
あなたの真面目さや丁寧さが地域を支える力に
公共文化施設の仕事は、華やかなようでいて、実はとても地道です。 利用者対応、設備管理、書類作成、行政報告など、日々の積み重ねが施設運営を支えています。
だからこそ、こんな方が向いていると思います。
・ 人と接することが好きな方
・ 誰かを支えることに喜びを感じられる方
・ 確認や準備を丁寧に続けられる方
・ 計画を形にする行動力がある方
・ 決められたルールを守り、コツコツ取り組める方
私自身、よく「真面目だね」と言われますが、公共施設の仕事はその真面目さや誠実さを存分に活かせる仕事だと思っています。また、行政への報告や資料作成でデータを扱う機会も多いので、表計算ソフトが得意な方は特に活躍しやすいです。そして何より、これまでの人生で「何かに真剣に取り組んだ経験」がある方なら、その経験は必ずこの仕事に生きます。 地域の文化活動を支え、誰かの特別な時間をつくるお手伝いができる ―― そんなやりがいのある仕事です。
本社事業支援部 M・I (2012年 新卒採用)
仕事紹介
当社は、全国の公共文化施設を「指定管理者制度」に基づいて管理・運営している会社で、地域の文化振興や活性化に携われる、非常にやりがいのある仕事です。
私はその中で、各会館がより良い運営を行えるようにサポートをしたり、会館に勤める職員がスキルアップしたりできるよう支援する仕事をしています。各館の課題や情報を集約し、多くの方とやりとりをしながら調整する業務もあり、さまざまな力が必要とされます。難しい仕事もありますが、会館で働く職員の方がやりがいを持って働かれ、それが地域の文化振興につながっていく様を見ると、本当にこの仕事をしていて良かったと感じます。
譲れないこだわり
二歳半の娘がいるので、保育園のお迎えは大切な日課です。業務やスケジュールの管理をしっかり行い、毎日定時で退勤できるように努めています。
工夫しているのは、とにかく先を見据えて仕事をすること。娘が熱を出すなど、不測の事態が起こった場合に備え、とにかく前倒しで進めます。
期日まで余裕がある業務であっても、できることはその日のうちにどんどん終わらせる、ということは常に意識しています。