実は、保育士を目指して保育系の専門学校に通っていました。しかし、子どもたちと接する仕事であれば、保育士でなくても良いのでは、との考えに至り退学。いざ辞めてみると、子どもたちへの想いが一層募り、友人の勧めもあり、別の市での学童保育支援員を始めたのです。学童保育支援員にやりがいを感じ、カフェとの掛け持ちから学童一本に絞ることにしました。以前の市の職場にやりがい感じていたものの、ずっとアルバイトでしたので、そろそろ腰を据えてと考えて働いていたところ、支援員(会計年度任用職員 基幹業務)の募集を見つけて迷わずに応募。通勤は電車で30分ほどと、前職時代の通勤時間とあまり変わらずに助かっています。仕事内容は、13時から勤務の場合、朝から勤務している先生より午前の様子を引き継ぎ、連絡帳を確認。13時半から、子どもたちのお昼寝タイム中におやつの準備などを行います。14時40分に起き出した子どもから手洗いをさせて、おやつタイム。少し休憩してから内遊び16時40分までは外遊びです。校内に戻り手洗い、帰る準備が済んだらDVD鑑賞。17時前後に子どもたちを見送って、教室の掃除、事務作業をして退勤です。充実した毎日を送っています。
日々、子どもたちから元気をもらい、笑顔が増えました。
I・Aさん
学童保育支援員
保育士以外で子どもたちと接する仕事と出会えました。
先輩たちに支えてもらった私が新しい人を支えたい。
当然、20代の私と小学生の子どもとでは世代が違い、コミュニケーションが取りにくいのは事実です。和泉市の職場で働き始めた当初は、どうすれば心を開いてくれるか考えを巡らせ、他愛もない話でコミュニケーションを図ることにしました。たとえば、子どもたちがカバンに付けているキーホルダーを見て「コレ、○○だね!」と声をかけたり、子どもたちが好きなアニメを見て共通の話題づくりをしたり。その甲斐あってか、子どもたちとの距離が縮まり、周りからも「明るくなって、笑顔が増えたね」と言われるようになりました。「やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ」子どもたちにとって、楽しく安全に過ごせる教室づくりをしていくことがこれからの目標です。子どもが好きであれば、未経験でも大丈夫。和泉市の先生はやさしい人ばかりなので、親身になって教えてくれます。以前の市と和泉市の違いにとまどっていた私を先輩の先生たちが支えてくれました。今度は私が支える番です。