やってみないとわからない楽しさ、やりがい。まずは始めてみる、そんなスタートも支えます。
S.H.
2023年入社
プロフィール
前職は工場勤務。50代の転職でリムジンバス乗務員になり、長年抱いていた「運転が好き」「旅客に携わりたい」との思いを叶える。2024年10月より主任乗務員補佐職。大阪府出身。
入社のきっかけは?
友人と車で出掛ける際には率先してドライバーを引き受けるほど、昔から運転が好きでした。工場で溶接関連の仕事をしていましたが、漠然と「いつかはハンドルを握る仕事を」と考えており、大型二種免許を取得後当社へ入社しました。
インタビュー
入社前より今のほうがバス乗務員に対する想いは強いです。
私の経歴は、バスの乗務員としては若干珍しいかもしれません。長年この職種へ強い憧れを抱いていたというよりは、さまざまな事情が重なり、自分にできるのかと半信半疑ながら未経験で飛び込んだのが本当のところです。一般に大型トラックや路線バスで経験を積んだのち活躍される方が多いようで、実際当社にも私のような大型車未経験の乗務員はほとんどいませんでした。しかし未経験だったからこそ、学ぶこと一つひとつが新鮮で楽しく、入社からこれまで「この先どんなことができるようになっていくのだろう」と高揚した気分で日々を過ごせています。
親切、丁寧な指導のおかげで、さまざまな種類のバスを運転できています。
現在は空港営業所に所属し、空港敷地内を走るシャトルバスやランプバスのほかリムジンバスも運行しています。シャトルバスの中には2台のバスを1つにしたような見た目の連節バスがあり、前後の車体が異なる動きをするため難易度も高かったですが、丁寧に指導していただき運転できるようになりました。教習担当の方をはじめ、先輩方には本当にお世話になってばかり。営業所の雰囲気が良いおかげで質問がしやすく、今もほぼ毎日、運転のコツなどを教わっています。
後進の育成にも従事。理想の教官を目指して走り続けます。
昇格試験を経て2024年10月より主任補佐となり、後輩の育成も少しずつ任されています。入社2年目、しかも未経験スタートだった私は、積み上げてきたキャリアでは同様に教官を務める先輩方に到底及びません。しかしバス乗務員としてまだ走り出したばかりの方の不安には、人一倍寄り添えるはずだと自負しています。そんな自分なりの「カラー」を大切に、初心を忘れず、自身のドライバースキルも高めながら、理想の教官を目指したいと考えています。
職場の魅力を教えてください。
所属する空港営業所では、空港内を走るシャトルバスやランプバス、各地と空港とを結ぶリムジンバスのいずれにも乗務できます。それぞれに違った魅力があり、飽きることがありません。毎回新鮮な気持ちで運行できており、それが質の高いサービスにもつながっていると感じます。
休日の過ごし方について教えてください。
少し長めの連休が取れたときには、宮崎県の妻の実家に帰省します。ありがたいことに自宅にいるかのように寛げて居心地が良く、妻の都合が合わない場合は私1人で帰ることも。宮崎ならではの温暖な気候と美味しい食事を堪能できる義実家への滞在は、良い息抜きになっています。


