社会福祉法人かおる会で働く魅力

現場職員を大切にしています。

『社会福祉法人かおる会』の設立者である理事長は、「利用者様がずっと安心して生活できるのは、現場職員の頑張りがあってこそ。それに、いま以上に法人の規模を大きくするつもりはないから、できる限り職員に利益を還元したい」という考えの持ち主。実際、給与に関しても現場職員を優先し、管理者は後回しというくらいです。
この理事長の想いを実現するため、基本給は介護業界の中では高く、昇給も毎年あります。また、夏・冬の年2回の賞与も、基本給をもとに支給しますので、しっかりもらえます。さらに、処遇改善手当は雇用形態に関係なく、勤務時間に応じて分配しているため、公平感があるのです。
他には、施設の厨房で作った1食200円の職員用の昼食や社会保険、退職金など待遇・福利厚生も充実しています。このように、報酬・福利厚生というカタチにして日ごろの活躍をねぎらっていますので、楽な仕事ではありませんが、「見守られている」という安心、「頑張りが評価されるのは嬉しい」といったやりがいを実感できますよ。

『かおる会』が運営する施設をご紹介。

■生野東養護老人ホーム おがわ苑
当施設は、自立度が高いながらも、経済的な理由などで生活が困難な65歳以上の方を対象に、市役所からの依頼を受けて利用者様を受け入れている施設です。『社会福祉法人 かおる会』の最初の施設として2003年にオープンしました。ベッド数は80床、すべて個室です。
自立度が高い利用者様ばかりですので、いろいろな会話ができますし、ケアをする際も体への負担が少なく、無理なく働くことができます。

■地域密着型特別養護老人ホーム おがわ苑
最近はユニット型の施設が増えてきましたが、当施設は利用者様やご家族の費用負担を考え、従来からある4人部屋・2人部屋・個室と3種類のお部屋をご用意しています。4人部屋・2人部屋とも、部屋と部屋の間にはしっかりとした仕切りがありますので、利用者様お一人お一人のプライバシーは守られています。ご家族からは「費用面で助かっている」という声をいただいているのです。また、ご本人・ご家族の同意を得た場合は、看取り介護も行っています。

『おがわ苑』にはこんな歴史があります。

『生野東養護老人ホーム おがわ苑』は自立支援施設ですので、設備や職員の配置基準が介護をする体制にはなっていませんでした。ですので、運営を続けていく中で、寝たきりや車イスでの生活になり、介護が必要な利用者様のお世話ができなくなってしまうという問題が出てきたのです。しかも、特養はどこも定員いっぱいで、他施設に移ることもできない状況でした。
この問題を解決するため、施設内に介護ができる施設“特定施設入居者生活介護”をつくったのです。職員も、それまでは支援員でしたが、介護ができる“支援員兼務介護職”という職種にしました。これで解決かと思ったのですが、今度は介護が必要な方と必要でない方を分けた方ほうが、より行き届いたサービスを提供できることが分かったのです。
そこで、介護が必要な方のお世話ができる『地域密着型特別養護老人ホーム おがわ苑』を2018年に開設しました。現在はこの2施設がお互い連携しながら、利用者様の暮らしをきめ細かくバックアップしています。

地域との交流を深め、気軽に来ていただける距離の近い場所にしたいです。

私たち『かおる会』がここまでこられたのは、利用者様・ご家族はもちろん、地域の方々や役所をはじめとする公共団体、医療機関の支えがあったからこそ。そこで、少しでも恩返しをという想いを込めて、近隣の方々を当法人が主催するBBQや花火大会、フリーマーケットなどのイベントにお誘いしています。

また、『地域密着型特別養護老人ホーム おがわ苑』の1階に、いつでも自由に使っていただける交流スペースをつくりました。広々としたキレイな空間で、町会の会議場所や、学校で生徒さんが描いた絵などを展示する会場としても利用できます。ゆくゆくは小学生のお子様が、「ここで宿題をさせてほしい」と気軽に立ち寄ってもらえる場所にできたらいいなと思っています。
ただ、知らない場所に入るのは勇気がいるでしょから、まずは手始めとして、敷地内にある菜園を開放し、地域の皆様と一緒に野菜を作りながら距離を縮めていっているところです。今では近所の方が苗を持ってきてくださることも。この調子でさらに交流を深めていければと期待しています。

『かおる会』から、あなたへのメッセージ。

目標は、法人として『かおる会』を継続し、大阪・生野東になくてはならない存在にしていくことです。そのために、これまで行ってきた“困っている方を助ける”を今後も続け、利用者様や地域への貢献を目指し、同時に頑張っている職員に対しての報酬をさらに増やすことが必要だと考えています。あと、さらに地域の方々と向き合い、「こういう施設を建ててほしい」といったご要望をお伺いして、皆様が望まれる施設をつくることにも取り組んでいく予定です。

あなたの介護の仕事に対して「こんなふうになりたい」「あんなことをしたい」という想いには、基本的に無条件で賛成します。また、「将来、介護福祉士の資格を取って、介護のプロとしてお世話したい」という目標があるなら、そうなれる機会を設け、きっかけをつくり、導いていきます。ここでなら、きっと介護のプロになることができますので、安心と期待を持って飛び込んできてください。