M. T さん

徹底した価格調査とクリアな資料。高いリサーチ力が会社の利益につながる。

M. T さん 不動産企画部 価格調査職 / 2015年入社

PROFILE

大学時代に宅地建物取引士を取得し、新卒で不動産業界へ。当社へは、不動産業務全般に関われる点、土日休みでプライベートと両立できる点に惹かれて転職した。現在は不動産企画部で価格調査職に従事。最近ではほかの事務スタッフにも調査業務を教えている。

INTERVIEW

TOPIC カナモリコーポレーションの特徴は何だと思いますか?

  • 購入検討中の不動産を1つずつ調査。仕入れの段階から利益を追求。
  • 20代~50代まで世代を超えて団結。人間関係が良く働きやすい。
  • 業界ではめずらしい土日休み。家族と休みを合わせられる。

TOPIC 利益を出すにはいくらで仕入れるべきか。買取価格の決定に関わるリサーチ業務です。

価格調査職は、中古物件の買取価格を決定するために、参考となる情報を集める仕事です。当社が仕入れる物件のほとんどは、裁判所が扱う競売物件。裁判所から提供された膨大な情報を取捨選択し、近隣の販売事例や路線価といった必要情報を追加することで、コンパクトかつわかりやすい調査資料を作成しています。ただ、コンパクトとはいえ完成した資料の厚さは約2㎝。特に1R・2LDKの複合タイプで1階にテナントが入るマンションなどは、さまざまな観点で情報を集めるためボリュームが増し、作成時間も1日はかかります。逆に言えば、複雑な資料も1日で作成しないと月100件に及ぶ調査数をこなせません。膨大な量ではありますが、作成ルールは決まっているので慣れるとスピードが上がります。残業もほとんどありません。

TOPIC 客観的で正しい情報が事業を成功へ導く。調査通りの利益が出ると大きなやりがいを感じます。

資料作成で心がけていることは、自分の主観を入れないこと。査定を妨げないように、フラットな目線で情報を集めています。また、些細な間違いが大きな損害につながる仕事だけに、ミスを防ぐ工夫も必要です。競売物件は土地と建物の所有者が違うなど権利関係が複雑なケースも多いので、自分を過信せず何人もの目でチェックしてもらっています。最近では調査数を増やすため、価格調査のノウハウをグループ会社の事務スタッフにも共有しはじめました。築年数の浅い一戸建てなど比較的シンプルな物件から教えて、調査のキャパシティを広げたいです。調査職は買取価格の判断はしませんが、調査結果が利益につながるやりがいがあります。自分の予想と実際の入札価格が合致すると、ひそかなよろこびを感じますね。

TOPIC 先輩社員に質問

QUESTIONS

  • 職場の雰囲気を教えてください。

    20代から50代まで年齢を問わず仲が良くて、とても働きやすいです。やりたいことに挑戦できて、アイデアを聞いてもらえる社風も魅力だと思います。役員との距離が近いため評価されやすく、昇給も随時していますね。

  • 不動産業のどんなところが好きですか?

    間取りを見ることが楽しくて興味を持ち、区分所有法(マンションの法律)の面白さを知って不動産にはまりました。住民が揉めないように上手くルールが作られているので、興味のある方はぜひ勉強してみてください。マンションの見方が変わりますよ。

  • 今までで印象に残っている仕事は?

    土地開発されたエリア全体が、4回に分けて競売にかけられたときのこと。1回目に入札したのは当社のみでしたが、2回目から入札者が急増しました。当社は注目が集まる前に落札したため、膨大な利益を生み出すことに成功。役員の目利きに驚かされましたね。

TOPIC 一日の流れ

SCHEDULE

  • 9:30

    出勤

    出勤するとまず、メールチェックや、競売の取り下げ情報を確認します。

  • 10:30

    検索・資料作成

    入札検討中の物件についてリサーチ。路線価や近隣物件の価格を調べます。

  • 12:00

    昼休憩

    ランチをしてリフレッシュ。

  • 13:00

    弁護士からのメールに対応

    顧問弁護士の窓口となるのも不動産企画部。物件の落札後にはじまった裁判の進捗状況を確認し、社内に共有。

  • 13:30

    検索・資料作成

    午前に引き続き資料を作成。月100件のリサーチをするため、基本的には1日中検索業務をしています。

  • 16:00

    資料のチェック

    グループ会社の事務スタッフに作成してもらった調査資料に目を通し、ミスがないかチェック。

  • 18:30

    退勤

    今日の業務は終了。基本的には毎日定時で帰れます。お疲れ様でした。

当社は不動産業界ではめずらしい土日休み。土日休みの家族と同じリズムで暮らせています。残業もほとんどなく、人間関係も良好で働きやすい雰囲気です。居心地の良い環境の中で、不動産の面白さを味わいませんか?

取材日:2021年6月

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