スタッフインタビュー詳細

長居保育園の園児だった私。今は、長居保育園の保育士をしています。

高橋 杏奈
保育士
2020年4月入職
子どもたちと一緒に、私も成長していっています。

私は『長居保育園』に通っていた元園児です。卒園後も行事のお手伝いなどで来ていて、ずっとつながりがありました。ただ、就職は保育士とは違う職(医療事務)に就いたのです。医療事務を始めてから5年ほどしたある日、「何か手に職をつけたいな。資格を取ろうかな」と思うことがありました。そして、どんな資格を取ればいいのかを考えたときに、「子どもが好きだから保育士がいいのかな」と思って、医療事務の仕事を辞め、保育士の専門学校に2年間通い、保育士資格を取得したのです。専門学校時代に、実習で他の保育園へ行く機会もあり、職場や仕事の進め方、保育士さんの働く姿などを見てきたのですが、その中で、長居保育園が最も自分に合っていると思い、保育士として当園に戻ってきました。
現在は保育士として、子どもたちがどうしたら楽しく過ごせるかを考えて一緒に遊ぶことや、子どもたちが自分で身の回りのことができるようになるための援助などをしています。仕事のノウハウは、実際に子どもたちの保育をしながら、先輩からその都度アドバイスをもらって覚えていきました。まだできていないことも多々ありますので、先輩にフォローしてもらいながら頑張っているところです。職員同士の仲はよく、私が担当するクラスには先輩もいますので、分からないことは誰にでも気兼ねなく聞けます。だから、心細さはないですね。

子どもたちとのふれ合いを一番大切にしています。

私が保育をする上で特に意識していることは、何をしたら子どもたちが喜ぶか、どうしてあげたらいいかを考えて動くようにしていることです。また、人見知りの子は、こちらから積極的に関わっていくようにもしています。とはいうものの、園児は一人ひとり特性がありますから、声かけ一つにしても、同じことを言っても、伝わり方が違ってきます。“この子にはこの対応でいいけれど、同じ対応をあの子にすると合わない”といったことがよくあるのです。この対応の仕方が、仕事の難しいところだと感じています。そこで、少しでも対応力を上げようと、この仕事を始めてからは、人をよく見るようになり、言葉のバリエーションを増やそうとするようになりました。おかげで、人を観察する力やコミュニケーション能力は日々アップしている実感がありますし、視野が広がっていっている実感もあります。
このような試行錯誤があるからこそ、「せんせーい!」と私のところに走ってきてくれたり、抱きついてきてくれたり、「遊んで、遊んで」と近寄ってきてくれたときには、大きな喜びを感じられるのだと思います。これからも、広い視野とやさしい気持ちで、子どもたちを見守っていきたいです。

人や地域とのつながりを大切にする保育園だから、温かい気持ちで働けます。

働き始めてから知った園の魅力は、保育も行事も、どうしたら子どもが楽しめるかを基準にするなど、子どものことを第一に考えているところです。職員同士の仲がよく、子どもと職員の関係も良好なところも魅力で、これは私が在園していた当時と変わっていません。この雰囲気が私はとても好きです。
長居保育園の先生は、私にとって第二の母親のような存在で、そのときお世話になった先生が現在もここで活躍していて、今も本当にかわいがってもらっています。歴史がある保育園ならではのつながりですね。あと、地域と広く関わっている保育園ですから、他の地域や他園とのつながりもあります。これも魅力です。
今後の目標は、一日でも早く誰からのフォローがなくてもきちんと動ける一人前の保育士になること。そして、ゆくゆくは、自分が考えた遊びを採り入れて保育ができるようになりたいです。
保育者は、子どもの成長をアシストでき、成長していく姿を間近で見られる仕事ですので、子どもが好きな方なら、やりがいを味わえます。しかも、卒園児が気軽に遊びに来られるような“開かれた園”ですので、園内はいつも和やかな雰囲気。職員にとっても居心地のいい環境になっていますから、新人さんもすぐに馴染めますよ。

一覧ページへ