スタッフインタビュー

子どもたちと一緒に過ごす時間が本当に楽しくて。

川畑 亮輔
放課後児童支援員 副主任
2008年4月入職
子どもたちのことを第一に考えた仕事をしています。

母子家庭のお家が増えてきていることと、私が保育園児だった当時は男性保育士が少なく、私が中学生か高校生のときに「自分が子どもたちのお父さんのような存在になれたら」と思ったことが、保育士の道に進むきっかけでした。高校卒業後、保育士の専門学校に通い、就活時、学校に求人票がきていた『長居保育園』を最初に受けたところ内定をもらえ、他は受けずにそのままこちらに入職しました。
入職から5年ほどで放課後児童支援員(以下 支援員)になり、現在は支援員として、学校が終わった子どもたち(小学校1~6年生)と遊びながら、充実した時間を過ごしてもらえるようサポートをしています。仕事を始めてから、自分の想いや「こうなればいいのに」という考えが、実は大人の一方的な都合であることが意外に多いことに気づき、もっと子どもの声に耳を傾け、“やりたいこと”にどこまで応えられるかにチャレンジをしようと思うようになりました。たとえば、夏の琵琶湖キャンプでは、子どもたちは毎年「朝まで遊びたい」「夜はこんなことしたい」といろんな要望を出してきます。そこで今年は、まず子どもたちにスケジュールをつくってもらいました。このスケジュールをもとに、私たちが「向こうで遊ぶ時間がなくなるから船は園で作って持っていこうよ」といった提案をしながら、可能な限り要望を取り入れたスケジュールをつくったのです。こういった取り組みは、ずっと続けていきたいですね。

想像以上の働きやすさとやりがいを感じています。

北田 優
デイサービスセンター 施設長
2016年4月入職
ここに入って、看護師としての視野が広がりました。

20歳からずっと病院で看護師をしていました。結婚・出産を機に退職したのですが、子どもが1歳になり、少し手が離れたこともあり、また仕事をしようと探していたところ、『柿の木福祉の園』の看護師募集の求人を見つけたのです。医療機関での仕事も考えたのですが、家からとても近いことと、当法人の保育園に子どもを預けられるところが決め手となり、こちらに入職しました。職場のすぐ近くに子どもがいる環境は、やはり安心です。
入職時は、デイサービスの看護師と長居保育園の看護師を兼務していました。看護師なのですが、デイサービスでは医療的なケアが少なく、保育園でも保育士のお手伝いがメインでした。ただ、デイサービスでは、認知症の方とふれ合う機会が多くあり、次第に認知症ケアに興味をもつようになったのです。この想いが高じて、認知症ケア専門士の資格を取得しました。今では、もっと認知症ケアの道を極めたいと思うまでになったのです。同時に、医療的ケアだけではなく、心のケアも看護師にとっては大切な仕事だということを知ることができました。ゆったりと働け、夜勤もありませんから、気持ちに余裕をもって働いています。だからこそ、仕事をして、子育てをしながらでも、勉強して新たな資格を取ろうというモチベーションが生まれたのでしょうね。

長居保育園の園児だった私。今は、長居保育園の保育士をしています。

高橋 杏奈
保育士
2020年4月入職
子どもたちと一緒に、私も成長していっています。

私は『長居保育園』に通っていた元園児です。卒園後も行事のお手伝いなどで来ていて、ずっとつながりがありました。ただ、就職は保育士とは違う職(医療事務)に就いたのです。医療事務を始めてから5年ほどしたある日、「何か手に職をつけたいな。資格を取ろうかな」と思うことがありました。そして、どんな資格を取ればいいのかを考えたときに、「子どもが好きだから保育士がいいのかな」と思って、医療事務の仕事を辞め、保育士の専門学校に2年間通い、保育士資格を取得したのです。専門学校時代に、実習で他の保育園へ行く機会もあり、職場や仕事の進め方、保育士さんの働く姿などを見てきたのですが、その中で、長居保育園が最も自分に合っていると思い、保育士として当園に戻ってきました。
現在は保育士として、子どもたちがどうしたら楽しく過ごせるかを考えて一緒に遊ぶことや、子どもたちが自分で身の回りのことができるようになるための援助などをしています。仕事のノウハウは、実際に子どもたちの保育をしながら、先輩からその都度アドバイスをもらって覚えていきました。まだできていないことも多々ありますので、先輩にフォローしてもらいながら頑張っているところです。職員同士の仲はよく、私が担当するクラスには先輩もいますので、分からないことは誰にでも気兼ねなく聞けます。だから、心細さはないですね。