高齢の方の命を支える食事。
丁寧に、慎重に提供しています。
調理補助スタッフ (パート)
E・Oさん
グランメゾン迎賓館京都桂川
2015年11月入社
1入社のきっかけについて教えてください。
以前は社員寮で、調理補助をしていました。親の介護が始まるとともに、近所で働けるところを探してここに来ました。
2現在の仕事内容ついて教えてください。
私は朝ごはんと昼ごはんを担当しているので、勤務時間は月曜日から金曜日の朝5時から昼の14時まで。土日は趣味の和裁を習っているため、入社面談の際には平日のみの勤務を希望しました。主な業務は盛り付け、洗浄、食事の提供、フルーツのカットなどです。食事の時間には食堂に集まってくる利用者様に「お元気ですか」といった声かけも行っています。
3仕事で気を付けていることは?
利用者一人ひとりの体調や嗜好、嚥下力によって提供する食事は異なります。減塩食の方や刻み食の方、一口食、禁食などさまざまなパターンがありますので、盛り付けの際には利用者様のお名前と詳細な食事内容が記載された「食札」を見て、食事の形態を間違えないように確認を行っています。
4どのようなときにやりがいを感じますか?
1日の仕事が何事もなく無事に終わったときです。高齢者住宅での食事は利用者様の命にかかわるもの。何か問題が起きてしまってはいけないという緊張感は常にありますね。食事を片付ける際には「今日もおいしかったですよ」と利用者様から声をかけてもらうことも。安心・安全な食事で、利用者様に喜んでもらえる瞬間が作り手の何よりのやりがいです。
5人気のメニューはありますか?
煮魚や新鮮なお造りを提供した日には、食事を残す方が少ないですね。ほかにも、ひな祭りのちらし寿司や節分での恵方巻など、季節を感じるメニューは皆さんとても喜ばれます。年に一度のアンケートでも、魚を使った料理が人気でしたので、高齢の方らしい嗜好が垣間見えます。
6職場の雰囲気はいかがですか?
現在の料理長は、調理スタッフや調理補助スタッフの前に立って、的確な指示をくれる方です。なにか起きた際にも、こちらに責任を押し付けずに「大丈夫、大丈夫」と優しくフォローしてくれます。料理長が厨房の空気を作ってくれるからこそ、スタッフもチームで協力しながら食事を作ることができているので、とても働きやすいですね。
インタビュー:2019年2月