特別な何かがなくても大丈夫。お客様から「聞いてよかった」と言っていただけると、事前相談の意義とやりがいを感じます。
葬祭部営業課
Hさん
Profile
前職はクリニックの受付。 ２０１６年６月に入社後、葬祭営業課に配属され谷町メモリアルホールの葬祭アドバイザーとして勤務。オープンして半年の谷町メモリアルホールとともに、地域に根差した活動を行っている。休日の癒しは愛猫のお世話。
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現在の仕事内容を教えてください。
葬祭アドバイザーとして勤務しています。主なお仕事は葬儀の事前相談です。地域の自治会、近隣の施設や病院へ伺って、御挨拶をしています。営業活動ですね。お客様の中には「近くに親類もいない一人暮らしで、もしも急に倒れたらどうしたらいいんだろう」と眠れないで心配している方もたくさんいらっしゃいます。ですので、ご挨拶に伺った先では、困った方がいらっしゃったらいつでもお声がけしてくださいねとお伝えしています。お客様は不安や猜疑心をもってお問い合わせをされますので、髪型や身だしなみから清潔感を感じていただくこと、よくお話を聞いて安心していただくことを心がけています。
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働いていて気づいたことはありますか？
御葬儀のお仕事はとても奥が深くて、まだまだ知らないことがたくさんあります。他の対面営業やカウンセリングとは違って、御葬儀はご相談に来られる方が満足されればいいものではないので、マンツーマンでお話をさせていただいても、目の前にいらっしゃる方だけではなくて、その背景のご家族、ご親族を意識しています。最近では家族葬が増えているので、お葬儀に参列される習慣が少なくなっていて、従来の習慣をご存じない方もいらっしゃいます。きちんと理由をご説明して、後悔されることのないようにすることが、事前相談の大切な意味だと思います。後になって親族の方から「なぜ知らせてくれなかったのか」と言われるのは喪主様なので、そうしたことへの気付きのためにも事前相談はあるんだと思っています。だからこそ奥が深いと感じますし、やりがいを感じます。
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異業種からの転職で乗り越えた壁はありましたか？
パソコンを使えるようになるのが大変でしたね。前職が受付のパート職だったこともあり、泉屋で働くまではパソコンをほとんど使っていませんでした。パソコンで作るものといえばPTAのお便りくらい。ところがお仕事を始めると入力業務に限らず、パソコンで行う業務が意外と多いことに驚きました。はじめのうちは四苦八苦いたしましたが、職場の皆さんに助けてもらって、いまでは資料作成やチラシなども作成できるようになりました。このお仕事でなければパソコンでチラシを作ったりするようなこともなかったと思うので、よかったと思います。
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お仕事を探している方にメッセージをおねがいします
特別な資格がなくても、いろいろなことをさせていただけますので、自分自身の成長につながるお仕事だと思います。私たちアドバイザーのお仕事は、御葬儀の担当さんとは違って、ある程度自分でスケジュールを管理できますので、急な残業なんかはない分、家庭との両立というのはやりやすいと思います。泉屋の御葬儀の営業は目標はありますがノルマはありませんし、どんどん売りに行くようなスタイルではないので、いわゆる一般的な営業は無理かもと感じている方も安心していただければと思います。
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最後に目標を教えてください。
取り立てて運転免許以外の特技もない私ですが、できたばかりの葬祭ホールでお仕事をさせていただいて、ホールの成長とともに、私も会社に育ててもらっているなと感じています。私たちのお仕事は、何か特別な資格がなくても、礼儀礼節と誠意があれば、たくさんの方に喜んでいただける素晴らしいお仕事だと思っています。会社への恩返しというと大げさですが、私が育ててもらったように、これから泉屋で新しくお仕事を始める方たちに、私が感じたり学んだことをお伝えしていきたいなと思っています。
取材日：2024年1月
