25年間、葬儀業界に携わってきて感じていることは?
人が亡くなるということは不変の事実ですが、見送り方は時代とともに移り変わってきています。一昔前には、亡くなられた方がいると町内の方がご家族をサポートしたり、故人を知らない方でも葬儀に参列されたりといったように、盛大なお葬式が行われていました。人と人との結びつきが強い、古き良き日本が垣間見えたものですが、最近では身内だけで執り行う葬儀も増えてきています。地域とのつながりも希薄化していくなかで、ご家族の負担が以前にも増して大きくなってきているのは事実。私たち葬儀屋も、時代の変化に対応する力と、時代に合ったサービスを磨いていく力をつけなくてはなりません。