スタッフインタビュー詳細

成長がわかりやすく、夢中になれる仕事。安全を第一に、生産効率の向上を目指しています。

福崎 靖之
部署:管材加工課 係長(職長)
入社:2004年
日報に書く加工数が増えると、うれしさを感じます。

もともと工事現場で重機操作や現場監督をしていて、知人の紹介で入社しました。製造業は初めてということもあり、ずらりと並ぶ機械を前にして、本当にできるのだろうかと当時は不安でしたね。しかし、定年退職後も働く大ベテランのみなさんに丁寧に指導していただいたおかげで技術を学んでいけました。新人時代に担当したのは、切断機の操作です。直径が1.5mにも達する巨大な丸ノコを使用して棒状の鋼材を切るというシンプルな作業の中にも奥深さがあり、鋼材を動かすスピードとノコの回転数を調整しないと、まっすぐ切れませんし、丸ノコの切れ味がすぐに悪くなり交換作業で時間を取られてしまいます。しかも、鋼材の材質や大きさでもスピードや回転数を調整しなければいけません。最初は試行錯誤しながらの作業になるので、1日に数個加工するのがやっとの状態。それが時を経てコツをつかみ、1日に十数個も加工できるようになると成長を実感できてうれしくなります。数字で客観的に自分の実力がわかるから、どうすればもっと数を伸ばせるかを考えるのが楽しく、気がつけば17年以上の歳月が経っていました。

あらゆる方面から工夫して、生産効率の向上を目指しています。

いま目指しているのは、生産の効率化です。そのためにも心がけているのはロスになる時間の短縮で、段取り替えと呼ばれる工程の数を減らす努力をしています。たとえば、小さな口径の穴をあける作業をしたあとに、大きな口径の穴をあける作業が発生する場合はより大きな工具への交換が必要です。その時間をなくしていくため、前段階の作業をしている社員と相談し、同じ工具で作業を続けられる鋼材の加工をなるべくまとめるようにしています。また、立花工場では鋼材を切りわける切断や穴をあける穴繰り、外側を削る外径切削といったさまざまなポジションがあり、すべてを担当できるのが魅力です。ひとつのポジションで得た知見は別作業でも活かせるので、多能化することで結果的に生産数が伸びます。もちろん、後輩たちへの業務フォローや成長のアシストも忘れません。なにごとも丁寧に指導し、1回の説明でうまく伝わらなければ、理解できるように今度は別の伝え方をしています。とはいえ、生産数ばかりに目が行き、安全がおろそかになってしまっては意味がありません。注意喚起をしっかりしながら、着実に数字を上げられるように努めます。

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