スタッフインタビュー詳細

従業員が安心して長く働ける職場づくりを目指して。着実に前進しています。

田中 成夫
部署:管理部 部長 
入社:1991年
従業員目線で労働環境改善を目指しています。

もともとスーパーマーケットの店長職にいた私が、畑違いの職場を志したのは家族との時間を大事にしたいという想いからでした。労働環境が要因で転職して30年の月日が経ち、現在は管理部長として総務業務に携わり、労働環境の改善に取り組んでいます。私自身も最初の10年間は現場で汗を流してきたので、目線を向けている先は常に現場です。当社の労働組合と毎年労使交渉を行いながら、少しずつ働き方を変えてきました。近年でいえば、有給休暇の付与を1年目から20日に。さらに、半日取得を年12回まで可能にしました。慶弔以外に、病気やケガで休む場合に利用できる福祉休暇も年間50日まで利用可能です。残業代の割増賃金も増額するなど、給与面での還元も余念はありません。また、定年の延長に取り組んでおり、近いうちに65歳定年制を目指しています。当社が得意とする長尺・大径の菅の加工技術は、同業他社で対応できる会社は国内でも片手で数えられるほど希少です。身に付くスキルはまさに一生もので、今後も安定した受注を見込めます。業績が安定しているからこそ、環境を良くしてだれもが長く働けるように努めています。

会社の思考はハードからソフトへ。従業員のスキルアップが課題です。

30年前に未経験から飛び込んで、いまも続けられているのは、ともに働く従業員の人柄によるところが大きいです。まだ20代だった若かりし頃に、先輩たちにやさしく教えてもらったありがたさを忘れることはありません。その姿勢を引き継ぎ、新人に対して親身になって指導するようにしています。その際に心がけているのは、丁寧でわかりやすく、簡潔に説明すること。これを実践するのはとてもむずかしく、私ができたと思っていても、相手は理解できていないといった状況も多々あります。よりうまく説明できるように、定期的に自分の中で振り返りを行い、伝え方のブラッシュアップをしていますね。いま会社は設備の入替が一区切りついて人への投資に切り替えている最中で、2020年より資格取得や安全講習会への参加を促し、個々人のスキルアップを図っています。『入江金属工業』は公平な人事評価制度もあり、がんばる人が真っ当に成長していける会社です。2021年で80周年を迎え、記念すべき創業100周年まで、あと20年を切りました。新しいフェーズへと向かう会社に、新しい戦力が加わる日が楽しみです。

一覧ページへ