前向きで向上心が高い2年目薬剤師の成長と次なるステージ
充実した教育環境があり、新人にとって安心できる温かい風土
学生の頃に祖母が長期入院したことが、薬剤師を目指したきっかけです。当時、多くの医療関係者の方とお話しする機会がありましたが、その中でも一番、私たちの不安に寄り添って丁寧にお話をしてくださったのが薬剤師さんでした。その温かい姿に強く憧れを抱き、私も同じ道を歩もうと思いました。
数ある会社の中でHYUGAへの入社を決めたのは、在宅医療に興味を持ったからです。「在宅のパイオニア」である当社のホームページで社長の体験談を読み、そのストーリーに深く感化されました。ここなら同じ志を持った熱い社員が集まっていると感じ、とても魅力を感じたんです。
実際に働いてみて、入社して良かったと感じる点は、スキルをしっかりと習得できる環境が整っているところです。定期的な勉強会やeラーニングといった会社全体の教育パッケージはもちろんですが、1年目に配属された天神BiVi福岡店では、外来の患者さまが途切れた時間帯に薬局長が勉強の時間とテーマを設けてくださることもありました。みんなで意見を交わしながら学べたことは、新人の私にとって本当にありがたい環境でした。
責任の重さを力に変えて、見据える次のステージは「薬局長」
社会人になって一番大変だったことは、やはり自分の行動のすべてに責任が伴う点です。学生時代に他社の薬局でアルバイトをしていた頃は、「とにかくスピード重視で皆さんの役に立とう」と動いており、最終的なチェックは社員の方に任せていました。ですが、きらり薬局で薬剤師になってからは意識がガラリと変わりました。患者さまにとっては1年目であろうとプロの薬剤師。調剤印を押すのは自分自身です。そのため、何よりも「とにかくミスをしないこと」を最優先に意識するようになりました。
1年目の最初の頃は、保険薬剤師の登録票が届くまでの期間を利用して、調剤や仮監査、一包化の機械の使い方などを徹底的に学び、とにかく処方箋に触れる機会を多く作っていただきました。その後、調剤印が押せるようになってからは外来での監査や在宅訪問にも携わるようになり、最終的には前回処方との相違を確認する「Do処方チェック」まで1人で対応できるようになってから、7月に無事独り立ちを迎えることができました。
当時「薬局長の負担を少しでも減らしたい、そのために自分が成長したい」という一心で働いていましたが、現在は後輩の育成にも興味が湧いています。数年後には頼れる薬局長になれるよう、これからも努力を続けていきたいです!
在宅だからこその対応で、患者さまからいただいた「ありがとう」
私のやりがいは、日々の業務の中で患者さまから直接「ありがとう」という感謝の言葉をいただけることです。最近、特に印象に残っているとても嬉しかったエピソードがあります。
いつもご自宅にお薬をお持ちしていたある患者さまが、途中で入院されることになりました。その後、無事に退院されてご自宅に戻ってこられたのですが、処方内容が以前と変わっており、お薬が袋詰め(一包化)ではなくPTPシート(板)のまま処方されていたんです。患者さまはどれをいつ飲めばいいのか分からず、とても困惑されていました。そこで、私は患者さまのご自宅へ訪問し、2週間分のお薬をすべてわかりやすく整理し、いつ何を飲むべきかが一目でわかるようにセットし直しました。また、重複しているお薬を整理するなど、患者さまが安心して服用できる状態に整えたんです。すると、私が患者さまのご自宅を出る際に患者さまがわざわざ見送りをしてくださるほど、深く感謝してくださいました。
この時、「在宅訪問の本質はここにあるんだ」と強く実感しました。ただ指示されたお薬を準備して出すだけではなく、患者さまの生活に入り込み、本当に困っている部分を解決できることこそが、在宅の素晴らしいところだと感じています。
取材日:2026年6月
