私にしかできないことを。誰よりも頼れる存在であるために。
HYUGAなら「誰かに頼られる存在になれる」と思った
入社前は販売職に就いていましたが、自分の中でやり切ったという気持ちがあり、新しいことに挑戦してみたいと考えていました。その頃、結婚をきっかけに「家族に誇れるような、人の役に立つ仕事がしたい」と思うようになったんです。仕事を探していたときにHYUGAのホームページを見つけ、動画を視聴したのがきっかけでした。スタッフがお薬を届けに訪問し、ご家庭の冷蔵庫には“きらり薬局”の連絡先が書かれた紙が貼ってあって──「何かあったらここに電話しよう」と思ってもらえる関係性が本当に素敵だと感じました。そして、「私も誰かに頼られる存在になりたい。ここでならそうなれるかもしれない」そう思って入社を決意しました。
昔から「必要とされたい」、誰かではなく「あなたがいい」と言ってもらえるような存在になりたいという思いが強く、そのために“伝わりやすく伝えること”“丁寧に仕事をすること”を意識しています。その結果として「ありがとう」と言ってもらえた瞬間に、「やっていてよかった」と心から感じます。
「人の役に立てている」と感じられることが、私のやりがいです
入社後は数年間、調剤事務として勤務していました。患者さまと直接関わる機会が多く、「ありがとう」と声をかけていただけることも多かったので、まさに自分のやりたかったことを実感できていました。現在の事業推進部の仕事は、少し裏方寄りで、直接「ありがとう」と言ってもらえる場面は少ないかもしれません。仕事内容を簡単に言うと、きらり薬局全体を支える“なんでも屋さん”。薬剤師の登録やお薬の取り扱い許可申請、各種指定の申請、在庫管理など──店舗が円滑に動けるよう支える部署です。
それでも最近では「田中さんに聞けばわかると思って」「誰に聞いたらいいかわからなくて、田中さんに連絡しました」と言われることも増えてきたんです。そんな時、「私のしてきたことは無駄じゃなかった」「ちゃんと頼ってもらえている」と実感します。やっぱり“ありがとう”と言ってもらえると嬉しくて、自然と頑張ろうという気持ちになります。
店舗出身だからこそ、店舗と本社の架け橋になりたい
事業推進部の中でも特に活かせているのは、店舗での経験です。棚卸しの集計や資料の確認をする際、現場での流れが分かっているからこそ「どこでつまずいているのか」「店舗は何を求めているのか」を素早く想像できます。その経験をもとに「店舗の視点ではどう思う?」と聞かれることも多く、自分の強みを活かせていると感じます。
きらり薬局の店舗は、他社では薬剤師が担う業務を調剤事務が行うこともあり、やりがいがある分大変なことも多いです。それでも皆さん一生懸命頑張っていて、本当に尊敬しています。だからこそ、本社で働く私たちが少しでも店舗をサポートできるように、困っているときにはすぐに動ける体制を整えたい。そして本社から新しい取り組みを行う際も、店舗の目線に立って納得できる情報を伝えていきたいと思っています。店舗出身の私だからこそ、両者をつなぐ“架け橋”になれるのでは、と思っています。
取材日:2025年10月
