肱岡 彰史

私の働き方ヒストリー

  • 入社2008年
  • S12008年~

※S1→残業ありのフルタイム勤務 WB→週40時間勤務
FF→週30時間勤務 PT→完全時給制勤務

HISTORY
INTERVIEW13

利用者さまの笑顔も、スタッフの笑顔も守りたい

プライマリケアホームひゅうが 施設長

2008年入社

PROFILE
業界では珍しい「調剤薬局での薬剤師経験を持つ介護施設の施設長」として活躍中の肱岡さん。きらり薬局1号店の開店から携わり、きらり薬局の名付け親でもある。プライベートではポケモンカードに夢中で、中学2年生と小学2年生の息子さんと一緒に楽しみ、全国大会にも挑戦しているとか。
INTERVIEW

インタビュー

薬剤師から介護施設長へ。想定外の新しい挑戦

大学時代に黒木社長と出会って以来、ずっとご縁があり、今の自分につながっています。実は大学だけでなく、中学・高校も同じ出身だったんです。だからこそ強いご縁を感じていますし、当時から黒木さんは「有言実行」で行動力と瞬発力にあふれる、本当にすごい方だなと感じていました。卒業後も交流は続き、私が薬剤師として、黒木さんがMRとして働く中で、調剤薬局の将来についてよく語り合いました。「これからは在宅医療が主流になる」と話していたのを今でも覚えています。

そうした影響もあり、私自身も在宅訪問を実現したいと思うようになり、その流れで、きらり薬局の1号店の立ち上げに声をかけてもらい入社しました。薬局長やエリア長を経て、今年5月からはプライマリケアホームひゅうが春日ちくし台の施設長を務めています。薬剤師としてのキャリアしかなかった私にとって、施設長を任せていただいた時は正直とても驚きました。でも「こんなチャンスは人生で二度とないかもしれない」と思い、挑戦を決意しました。

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24時間を共にして分かった、患者さまの“本当の状態”

実際に介護施設に入ってみると、薬局時代には分からなかったことがたくさん見えてきました。
薬局にいた頃は、患者さまの状態を1~2週間に1度の訪問と看護師さんやスタッフからの言葉でしか知ることができませんでした。でも、実際に24時間寄り添ってみると、1~2週間に1度の訪問だけでは見えない姿があるんですよね。訪問の時は落ち着いているように見えても、実は週の大半で症状が出ていたというケースもあります。

そのような経験を通じて、これまでの状態把握では不十分だったことに気付かされ「1つの施設に薬剤師が1人いてもいいんじゃないか」と思うようになりました。これまでは薬局の視点で施設を見ていましたが、今は施設側の立場から薬局を捉えられるようになり、その学びを薬局に還元するよう心がけています。

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スタッフも利用者さまも心から笑える施設を目指して

介護の仕事は、人と深く関わることが求められます。利用者さまやご家族、医師、そして一緒に働くスタッフなど、多くの方と接する分、気遣いが必要な場面も少なくありません。

だからこそ、私は利用者さまの笑顔だけでなく、スタッフの笑顔もとても大切にしています。忙しい中でも意見を聞ける時間やちょっとした雑談の場を持つように意識していますし、対外的な業務やマネジメントは私が担うことで、スタッフが本来の仕事に集中できるよう心がけています。

当施設では『利用者さま、ご家族さまの笑顔をつくろう! そして、私たち自身も心から笑おう!』を理念に掲げています。特別なイベントのときだけでなく、日常の挨拶やさりげない会話の中で自然に笑顔が生まれる――そんな環境を大切にしながら、この理念を実現していきたいと思っています。

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HYUGAのチームワーク

チームワークは本当に大切です。薬局でも施設でも、1人だけでできることには限りがあり、協力やコミュニケーションなしには成り立ちません。ただ、まだ十分にできているとは言えない部分もあります。職種が違えば相手を理解するのも簡単ではなく、ちょっとしたすれ違いや言葉の行き違いが起きることもあります。だからこそ、お互いをもっと「知る」ことが必要だと思っています。そのために、他の業務を知るきっかけを作っていきたいです。

ONE DAY

ある1日の流れ

8:45

出勤、清掃

9:00

朝礼

1日の流れの把握と事務室内での個人業務の共有

午前

勤怠管理、利用者さまの体調変化確認、事務室でのご家族さま、各事業者さま対応

12:00

食事介助

13:00

昼休憩

14:00

施設長会議

16:00

内見者対応

17:00

スタッフ面談

17:40

日誌

当日振り返りと明日の予定組

18:00

終業

取材日:2025年9月

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