「一人ひとりの生活に寄り添った支援を」在宅医療で活躍するママ薬剤師。
「新しい挑戦をしたい」という想いからHYUGAに転職
これまで2社経験しており、最初は福岡の門前薬局で9年間勤務し、市内の複数店舗で服薬の経験しました。その後、さらなる成長を求めて福岡から千葉へ転居し、2社目の大手薬局に転職しました。
数年勤めているうちに再度『新しいことに挑戦したい』という気持ちが強くなり、2020年に3社目となるHYUGAに入社しました。HYUGAでは在宅医療に力を入れており、より患者さまに近い距離で関わることができると感じたことが決め手です。
調剤薬局では患者さまと話す機会はあっても、その後の服薬状況や困りごとを継続的に確認するのは難しいものです。在宅医療では実際にお宅を訪問し、残薬の確認や服薬方法の提案などができ、一人ひとりの生活に寄り添った支援が可能です。施設や個人宅、時には独居の方のもとへも訪問し、直接お会いできる機会が多いことが、今の仕事のやりがいにつながっています。
一人ひとりの生活に合わせた服薬支援を
在宅訪問では、患者さまの生活に合わせた服薬支援を心がけており、ただ「お薬は飲めていますか?」と尋ねるだけでなく、実際の様子を観察することを大切にしています。自己申告では飲んでいると仰られても、実際には捨てていたり適量を守れていないことも多くあります。正しく飲んでいないと怒られると思って言えなくなってしまう方も多いようなんです。そのため、例えば朝の服薬をしない方には理由を聞き、朝食を取らなくても服用可能であればその旨をお伝えします。また、昼の飲み忘れが多い方には服薬回数の少ないお薬に変えたり、朝・夜・寝る前に飲んでもらうように変更したり、一人ひとりに合わせたご提案を行っています。
また、在宅業務は移動を含めると1人あたりの患者さまの対応にかかる時間が長く、人員配置やスケジュール管理が課題となりますが、効率よく訪問を終えられた時には大きな達成感が得られるんです。常に先を考えながら動くことは大変ではありますが、その大変さと同時にやりがいも感じられています。
子育てしながらも安心して働ける職場
今は、子育てをしながら時短で働いているのですが、HYUGAは本当に「子育てをしながら働きやすい職場」だと感じています。まず、妊娠中に関しては先々のことや急な体調不良などを加味して、薬剤師の多い店舗で働くことを提案していただきました。また、育休が明けて仕事復帰する際も、まずは希望の店舗があるか確認をしてくださり、保育園への送迎や通勤時間を考慮した店舗で復帰することができました。急な呼び出しにも「早く行ってあげて!」と快く送り出してくれる仲間や、他店舗・エリア長からのサポートがあり、安心して働けており感謝しています。
取材日:2025年8月
