スタッフインタビュー詳細

組合員・利用者様を一番近くで支える存在。信頼され、お役に立てることが喜びです。

得田 光司
経済部 購買課 福崎農機センター(農機)
2013年入社
機械整備だけじゃなく、人とのコミュニケーションが楽しい仕事です。

『兵庫西農業協同組合』の組合員である農家の方に、トラクターをはじめ、コンバイン、田植え機、草刈り機などの農業機械の販売や修理、使用方法の説明を行うのが私の仕事です。これまで様々な職種の仕事に就いてきましたが、農業高校を卒業していること、農業高校の実習指導の経験があったことがきっかけとなり、転職を決めました。また、バイクを整備するのが趣味だったので、エンジンの仕組みは知っていましたし、工具を使った作業に慣れ親しんでいたことも、この仕事を選んだ理由です。しかし、実際農業をしていたわけではないので、コンバインや田植え機の運転をするのは初めてでした。農業機械の専門的な知識はありませんでしたが、マニュアルがきちんと用意されているので、自ら解決することも可能です。出先でも上司や先輩、メーカーの担当者に電話で質問すれば丁寧なアドバイスをもらえるため、一つひとつ課題を解決することで知識とスキルを磨いていけました。1日の業務の流れは特に決まっておらず、大きな修理があれば1日中その場で作業をしていることもあります。また、問い合わせがあった農家を何軒も訪ねて、機械の細かい使用方法について説明したり、一緒に作業をし、操作を確認することもあり、毎日決まった作業の繰り返しではないので日々新鮮です。人と触れ合うことが中心の仕事で、多くの方と親しくなれることが楽しいですね。

契約職員から正職員になったことで、一層組合員・利用者様のお役に立ちたいという想いが強くなりました。

仕事に慣れたなと感じたのは、入組から3年後です。組合員・利用者様は季節によって作業内容が異なるため、私たちの仕事内容も1年サイクルとなります。3年の経験を活かして、年間の業務の流れがわかるようになり、「正職員の試験を受けてみないか」と上司から声をかけられたのもその頃です。正職員登用試験に合格し、正職員になったときは、これからもっと責任ある行動をしなければと新たな気持ちになりました。それから3年以上経ちますが、まだまだ学ぶべきことは尽きません。地域によっては、ニンジンだけを収穫する機械や、タマネギだけを植える機械などもあり、より専門的な知識が求められることも。農機具の買い替えの提案をする場合は、組合員・利用者様の意見にしっかりと耳を傾け、ご希望に沿った商品提案ができるように、各メーカーに対する知識・絆も深めています。決して楽ではないですが、修理を終えたあとに、組合員・利用者様の喜んでいただける笑顔を見ると素直にうれしいです。訪問した次の日に「昨日はありがとう」と丁寧にお電話をいただいた際は、お役に立つことができたという充実感で胸が満たされます。これからも、もっと組合員・利用者様の身近な存在であり、また喜んでいただけるよう、農機販売とメンテナンスのプロフェッショナルとして、さらに上を目指します。

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