それまで西播磨地域に混在していた9JAが合併して誕生した『兵庫西農業協同組合』。1万9000k㎡にも達するほどの広大な土地を管轄する巨大な組織になっても忘れてはならないのは、地域で暮らす1人ひとりの組合員・利用者様たちとの絆です。「人々との結びつき」をコンセプトにした経営を行い、信用事業や共済事業、販売事業、営農指導事業などを通して、地域の生活を支えています。2004年には、作り手である組合員・利用者様と、消費者様を直接結ぶ農産物直売所の先駆けとして「旬彩蔵 福崎」をオープン。以来、8ヵ所で直売所を展開し、人々の絆を育んでいます。2006年には組合員数が10万人を突破し、2007年には貯金残高が1兆円を超えました。女性参画にも積極的で、過去には女性だけの支店をつくったことも。2008年より女性総代の枠を設け、2009年には「女性総代の集い」を開催するなど、女性目線の意見もしっかりと吸い上げ経営に活かしています。また、近年では農業者の所得増大と農業生産の拡大を目指した「JA兵庫西 営農ビジョン」を策定。直売所である「旬彩蔵」の出荷農家への育成支援をはじめ、生産コスト低減への取り組みといった活動を行い、地域農業の発展に貢献しています。私たちの仕事の先には、地域の食卓を支える農作物をつくる組合員・利用者様の笑顔と、その農作物を食べる消費者の笑顔、そして組合員の笑顔があります。これからも、人々との結びつきを大切にして、地域活性化に努めていきます。
2001年の発足以来、地域に寄り添う経営を行っています。
求めているのは、人と人とのつながりを大切にできる人材。
『兵庫西農業協同組合』の仕事は、どの職種においても人とのふれあいに関わっています。たくさんの方とのコミュニケーションを楽しみ、絆を深めていける方であれば、経験の浅さや年齢はハンデにはなりません。実際に、業界未経験の方がほとんどです。フォロー体制は万全なので、遠慮なく先輩を頼りながら成長を目指してください。契約職員からの始まりとなりますが、コツコツと経験を積んでいけば正職員への登用も可能です。長く腰をすえて働ける環境の中で、あなたらしいキャリアを築きませんか。
JAとは農家・地域の生活を支え、発展を支援する組織です。
名前を知っていても、名前の由来を知らない人も多いはず。実は「JA」と名前は、農業協同組合の英語表記の頭文字からつけられた愛称で、正式名称は「Japan Agricultural Cooperatives(ジャパン・アグリカルチュラル・コーポラティブズ)」です。相互扶助の精神を軸に、組合員・利用者様の発展と生活をサポートしてより良い社会を築くことを目的としています。
営農や生活の指導をはじめ、生産資材・生活資材の共同購入、農畜産物の共同販売、貯金の受け入れ、共済の提案、農業生産資金および生活資金の貸し付けなど、幅広い事業活動を通して、農業や地域の発展に寄与しています。
2014年より「創造的自己改革」を行い、さらなる地域活性化を目指しています。
私たちの改革の基本目標は、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の3つ。これらを達成するために、既存組合員・利用者様への継続支援だけでなく、新規就農者へのサポートも実施しています。また、集落営農の法人化を支援しながら、JA直営の農業経営にも着手。さらに、コスト削減や販売展開・戦略の提案・実現を行っています。
「食」と「農」を基軸に、地域に根差した協同組合になるべく、私たちの挑戦は続いています。