職場の魅力

音楽療法プログラムに注力

【音楽療法とは】

音楽の生理的効果
(脈拍・皮膚温の変化・心身のリラックス)
心理的効果(感情の誘発・発散・高揚・鎮静)
社会的効果(集団化・社会性・協調性)を用いて心身の障害の回復や機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容等に向けて音楽療法士が「音楽を、目的を持って利用者とのやり取り」を考慮して実行をすることです。

【森の宮福祉会の音楽療法】

「なぜ、歌うのか」「なぜこの曲を選んだのか」、すべてに根拠があります。
こういう体の動きをしたいからこの楽器を選んでいるといった部分まで細かく設定をした上で、ピアノ演奏をしています。
音楽療法の効果として、回想、残存機能の維持、リラクゼーションです。懐かしい音楽を聴いて回想したり、動かせている機能をさらに動かせるように、言葉を発するのが難しい場合は覚醒を促したりもします。
また、目が開く、呼吸が落ち着くといったことはリラクゼーション、心と体の癒しです。
音楽療法だけで単調な日常が劇的に変わることもあります。

【当法人の地域性】

「笑顔・まごころ・ハーモニー(調和)」は、当法人の基本理念です。
サービスや行事を通して、「施設への理解」や地域交流の一環で、幼稚園、小学校の子ども達との触れ合い、ボランティアの方々の受け入れ、改めて沢山の地域の方々に支えていただいていることに気付く事が出来ています。
しかし、感染症拡大期には、外部との接触機会が限られており、様々な面で無念さを感じていました。
少しずつ制限も緩和され、ボランティア等の受け入れを再開した際には「待っていました」「大変でしたが、再開出来て嬉しいです」と温かい言葉をかけていただきました。
全職員が、その言葉に心を打たれ、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからも「地域に開かれた施設」として、一つひとつの出会いを大切にしていきたいです。