株式会社アニスト

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インタビュー

ビーバープレイス一津屋 介護スタッフ

野間 陽子

Noma Youko

利用者様に居心地よく過ごしいただけるようお手伝いします。

アニストの施設で働くことになった理由を教えてください。

30代半ばのころ、当時のホームヘルパー2級を取得した同年齢の友人の存在こそ、私が介護業界に進んだきかっけです。この年齢でも取れる資格があることを初めて知り、正直とても驚いたのを覚えています。始めるのに遅すぎることはない、と私も一念発起。資格取得、介護業界へのチャレンジを志すようになり、ご縁があって2019年アニストへ入社しました。中学生の子どもがいる関係で、学校行事があると平日でもお休みをいただく必要がある日が出てくるので、学校行事への配慮や、勤務曜日や時間帯の融通をきいてくれて、ブランクからの復帰のしやすさも選ぶ基準にしており、その両方を兼ね備えていたのがアニストだったのです。自転車で5分という通勤のしやすさも魅力で、平日週4日、9~18時で家庭と両立しながら勤務しています。

実際に働き始めてからのアニストの印象を教えてください。

勤務初日は、私自身が人見知りということもあり、非常に緊張しました。施設の第一印象は、スタッフみんな元気で明るく、いい雰囲気だな、と。同時に、その輪の中に入れるかという不安も感じました。でも、そんな私の不安をよそに、気持ちよく仲間として迎え入れてくれて、今は居心地のよさを日々実感しています。入社時の研修は3日間。初日は、アニストの訪問介護の仕事についてのオリエンテーションと館内説明で、残り2日は、先輩に同行して、排泄介助、入浴介助など先輩が行っているのをまず見て、次に自分がメインで行い、それを先輩に見てもらいました。4日目からは基本1人ではあるものの、アニストの訪問介護は、利用者様の居宅ではなく、住宅型有料老人ホーム内の居室への訪問で、同じ空間に仲間がいるので心強いです。私自身、サービス提供責任者や先輩スタッフに「こうで良かったですか?」など何度も質問しましたが、みんな嫌な顔ひとつせずに、丁寧に教えてくれました。

お仕事をするうえで、どのようなことを心がけていますか。

利用者様はお一人おひとり、性格も趣向も、当然ながら異なります。にぎやかに話したい人、お部屋でゆっくり過ごしたい人、お風呂でのんびりしたい人など、本当にさまざまです。利用者様本位で、時間を意識しつつも、できるだけ、その方その方のペース、したいことに合ったご支援を意識しています。何よりのやりがいは、日々いただける利用者様の言葉です。「ありがとう」や「助かった」、言葉を発せられない方の「ニコッ」に心が癒されます。とはいえ、私がさせていてだいている些細なこと、当然のことばかりで、感謝いただくのは恐縮という気持ちが最初はありました。でも、身体を動かしにくい利用者様にとっては、私たちにとっての小さなことが、とつてもなく大きなことだと気づいたのです。感謝の言葉と喜びの声を励みに、当たり前のサービスを当たり前にお届けします。

これからの目標を教えてください。

自分自身が施設に入ったときに、「こういうのがいいな」とイメージする、自身の親を入所させたいと思える、ムリなく、ゆったりとくつろげる、そんな空間づくり、施設づくりをスタッフみんなで成し遂げることが目標です。個人的には、この利用者様はこう言ってるけど、スタッフに合わせてくれているのではないか、実際はこうしたいのでは、と、本当の想い、本当にしたいことを見極められる力を身につけたいと思っています。スタッフが慌ただしくしていると、気遣われる利用者様がいらっしゃいますが、それは私たちが理想とする介護ではありません。いつも、いつでも主体は利用者様です。これからも、お一人おひとりが心地よく過ごすために何ができるかを考えて、手を添える、手助けする理想の介護を追求していきます。