「1日1回笑わせたい」が、私のモットー。会えば笑顔になる仲間たちが集まっています。
やさしい手伊丹
2009年入社
仲村 明彦
AKIHIKO NAKAMURA
前職は介護老人保健施設で勤務。転職を考える中で、サービス付き高齢者向け住宅のさきがけであった「やさしい手伊丹」に興味を持ち、立ち上げメンバーとして入社する。管理者として、みんなを取りまとめ、1年後には訪問介護事業も並行して管轄。持前の明るさで、利用者様・スタッフともに元気づけている。
インタビュー
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Interview01
立ち上げ当初からどんどん規模が大きくなり、大所帯になりました。
「やさしい手伊丹」の立ち上げ当初は利用者様の数も少なく、私は施設長とサービス提供責任者とヘルパーを兼任しながら、施設運営に努めていました。それまで介護老人保健施設の介護に慣れていたので、訪問介護との関り方の違いが興味深かったです。一番の違いは時間の使い方で、全体の流れの中で作業を進めるのではなく、個別に時間を割くため、最初は動き方にとまどいました。そういう経験ができたからこそ、だれもがどのように動けばいいかが明確になるような仕組みづくりをスタッフみんなで常に行っています。オープンから1年後には訪問介護の範囲を地域にも広げるようになり、気がつけばご利用者様の人数は100名以上に。スタッフの人数も60名ほどに増え、大所帯になりました。部下も育ってきたことで、兼任する仕事が減ってきており、職場全体の働きやすさも向上しています。管理職として心がけているのは、堅苦しい接し方をしないこと。おかげで、スタッフがいろいろな話をしてくれるので助かっています。
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Interview02
介護職は衛生的な知識が身に付き、人生にも想いを巡らせられる仕事です。
世界中がウイルスへの感染症対策に躍起になっている中、以前から私たちは予防に取り組んできていました。消毒の徹底やマスク・グローブの着用といった行為を当たり前のようにやれているのは、この業界で働いていたからこそだと思います。それに、日々ケアに取り組む利用者様たちは、私たちの未来の見本です。たとえば、年齢を重ねるとどういう病気に気を付けた方がいいというのもそうですし、荒れた暮らしを続けるとどうなるといったこともわかります。そして、仮にそこでつまずいたとしても、何かで楽しみを見つけて老後まで無事に生活を続けていけるということも理解できます。また、国や地方自治体からどういう援助を受けられるかも働くことで、自然と勉強できますね。介護職は専門的な仕事ですが、介助以外にも日常でも役立つ知識がたくさん身に付けられますし、人生とは何かみたいな大きなテーマも学べるのも魅力です。
一日のスケジュール
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8:00
出勤
「在宅介護 やさしい手 伊丹店」に出勤。その日に提供する全員分のサービスを確認します。
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8:30
サービス提供
管理業務がメインですが、ヘルパー業務も兼務します。この日は、デイサービスへの送り出しや食事介助を行いました。
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9:30
サービス提供の予定確認
事業所に戻れば、翌日・翌週・当月の予定内容を確認。現在100名以上の利用者様へサービスを提供しているので、それらをしっかり管理しながら、ヘルパーのスケジュールも調整します。
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11:00
休んだヘルパーのカバー
管理職なので定期的にサービス提供を行うわけではありませんが、ヘルパーが休んだ場合に代わりに動けるように、常に準備しています。
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12:00
お昼休憩
その日のスケジュールによって、事業所内で食べることもあれば、外で食べることもあります。この日は事業所で休憩を取りました。
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13:00
請求業務などの事務作業
月末に行う保険請求などに関わる事務作業に取り組みます。時期によっては介護保険の事業所の監査があるので、そのための資料作成も行います。
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15:00
郵便物の準備
日によっては郵便物を送る必要があるため、その準備を行います。
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16:00
ハローワーク・市役所周り
保険の請求に関する内容の変更・訂正があれば、手続きを行うため市役所に。また、求人の予定があればハローワークに出かけます。
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17:00
車両のチェック・「やさしい手伊丹」の事務作業
ヘルパーたちが帰所してきたら、移動手段として会社が貸与しているスクーターの状態をチェック。それが終われば、近隣にある「やさしい手伊丹」に向かい、業務記録のチェックや小口清算などの金銭管理を行います。
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18:00
勤務終了
月末月初は忙しいですが、月半ばなどはスムーズに帰宅できます。
インタビュー:2021年11月