パート(登録ヘルパー)から社員(常勤介護スタッフ→サービス提供責任者)に、そしてケアマネージャーへ。やる気があれば、年齢に関係なく活躍できます。
アンポートケアプランセンター
2013年入社
米田 みずほ
MIZUHO KOMEDA
前職は飲食業。転職活動の中で介護業界に興味を持ち、ホームヘルパー2級を取得して「アンポートケアセンター」に入社。パートの訪問介護ヘルパーとして活躍し、1年後に正社員に。同年、実務者研修に合格したことでサービス提供責任者となり、そこから介護福祉士、介護支援専門員と順に取得し、2018年よりケアマネージャーに就任。豊富な知識で地域のおだやかな暮らしを支えている。
インタビュー
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Interview01
介護業界は、女性・男性に関わらず長く働ける仕事です。
飲食の世界から介護職へ転職したのは、いくつか理由があります。ひとつは、もともとおばあちゃんっ子で、高齢者と接するのが好きだということ。もうひとつは、女性が自立して働ける仕事で、しかも今後も需要が減ることがないという安定感にひかれました。さまざまな形態の介護施設がありますが、「アンポートケアセンター」を選んだのは、利用者様のご自宅へ伺って直接ケアを行う訪問介護に興味を持ったからです。最初は1日数時間から働ける登録ヘルパーというパートスタッフのポジションから始めました。やるからにはキャリアアップを目指したかったので、実務者研修を取得してサービス提供責任者になり、その勢いのまま介護支援専門員まで取得し、現在に至ります。30代から介護業界に飛び込んだので、駆け足で勉強しましたが、会社のバックアップも手厚く、実務者研修は会社負担で受験できましたし、外部研修を受ける際も出勤扱いにしてくれたので頑張れました。
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Interview02
介護は「習うより慣れろ」の部分が大きい仕事。だからこそ職場の人間関係が大事です。
ヘルパー、サービス提供責任者、ケアマネージャーと、3つの職種を経験してきて思うのは、どれも学校や本で習った通りにはなかなかいかないということです。利用者様によって対応も変わりますし、そのときの調子によっても変わります。うまくかみ合わない日もあるので、ヘルパー時代は気持ちの切り替えを学びました。サービス提供責任者は、現場業務に加えてスタッフ管理や教育、事務作業も加わるため、その兼ね合いがむずかしかったです。ケアマネージャーと利用者様の間に立つ仕事でもあるので、調整力も鍛えられましたね。ケアマネージャーになると事務作業の比率がグンと増え、介護保険の更新やケアプランの作成といった、これまで見えていなかった裏側の部分を担当するように。特にケアプランについては、どう組み立てるかという部分をいまも勉強中で、当事業所のベテラン管理者に質問しながら利用者様に寄り添ったプランを練っています。大変なこともありますが、続けられているのは職場の人間関係のおかげです。同年代のスタッフも多くて相談しやすく、これまで何度も助けられました。あたたかい人たちが集まる事業所で働けて本当によかったです。
一日のスケジュール
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9:00
出勤
介護保険関連などの書類作成をしながら、午後に予定している利用者様宅への訪問の準備を進めます。
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11:30
お昼休憩
しっかりと体を休めて、午後以降の外回りに備えます。
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13:00
利用者様宅への訪問
訪問後は、ケアプランの説明を行います。
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14:30
帰所
一度事業所に戻り、介護保険の更新手続きなどの書類作成を行います。
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16:30
モニタリング
ご利用者様の現状を把握するため、1ヵ月ごとに入居されている施設へ伺います。現在は感染症対策として直接面談ができないため、職員の方からお話をお聞きして必要な書類を利用者様へ渡していただいています。
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17:30
退勤
状況によっては事業所に戻らず出先で仕事を終え、そのまま自宅へ帰ることも。この日は、直帰になりました。
インタビュー:2021年11月