Yさん
INTERVIEW 04

「ありがとう」。そのひと言に意欲をかき立てられる仕事です。

Yさん
生活支援員(サブリーダー)
津田療護園 / 2007年入職
明るく元気な対応は、利用者様に自然と受け入れられるもの。
Interview 身体障害を抱える利用者様が入所する津田療育園に勤務し、食事介助、排せつ介助、車いすへの移乗など、快適な日常生活を送るための支援にあたっています。ほかにも生活能力の向上を目的とした日中活動のサポートにも従事。曜日によって内容は変わりますが、カラオケやボール遊び、映画鑑賞など、利用者様の趣味や好みに合わせたプログラムを企画、実行しています。いつも心がけているのは、明るい笑顔を絶やさないことと、積極的なコミュニケーション。普段、あまり口を開かない利用者様が自ら私に話しかけ、頼ってくれるたびに、この信条を貫いてきてよかったと感じています。今後も初心を忘れることなく、利用者様と正面から向きあっていきたいですね。
命をお預かりする立場だからこそ、小さな異常も見逃さないように。
Interview 自分が対応した利用者様の状況を細かく把握するのは、業務に臨むうえでの大前提。いつ体調が急変してもおかしくない年齢の方々も多いだけに「昨日よりも少し顔色が悪いような気がする」「ここにこんな傷はあっただろうか」といった小さな気づきを大切にしています。以前、日頃は物静かな利用者様が、食堂で急に大きな声を発する姿を見かけたことがありました。不思議に思い、その方のもとへ向かった次の瞬間、てんかんの発作が。すぐに看護師を呼んで事なきを得ましたが、当時、食堂にはほかの職員がいない状況だったので、万一の事態を思うといまでもぞっとします。これから先、どんな場面を迎えたとしても、経験を頼りに冷静に対処しようと思います。
大好きな人たちの存在が、モチベーションにつながっています。
Interview 当園には50名ほどの生活支援員が所属しており、職員同士仲がよいのが特徴です。夜勤中に利用者様を看取り、家に帰っても何も手につかないほど落ち込んでしまったときには、状況を耳にした同僚たちから励ましの連絡が寄せられました。私のことを心配する言葉に「悲しいのは自分ひとりじゃない、みんながいてくれるんだ」と、気持ちが楽になったことはずっと心に刻まれています。心強いのは仲間たちだけではありません。利用者様の存在も支えになっており、おしゃべり好きな方との会話は、日々の楽しみのひとつ。利用者様にせよ、職員にせよ、関係性を深めたぶんだけ自分に返ってくる環境なので、真摯に業務に取り組めばきっと充実感を得られるはずです。

SCHEDULE

8:50
出勤・申し送り
9:10
排せつ介助
10:30
車いす移乗・食事介助
12:30
休憩
13:15
日中活動支援
14:30
ベッド移乗・排せつ介助
15:30
離床介助・食堂への移送
16:50
退勤

QUESTION

福利厚生について教えてください。

当法人では、さまざまな手当が充実。介護福祉士の資格を所有している私の場合、資格手当が収入に加わります。そのほかにも皆勤手当、通勤手当、扶養手当、さらには住宅手当、夜勤手当、処遇改善手当、特定処遇改善手当など、毎月さまざまな手当が支給。年に1回、必ず昇給がある定期昇給制度も設けられており、誰もが安心して働ける仕事場です。

仕事のやりがいを教えてください。

12年間、変わることのないやりがいは、やはり利用者様に「ありがとう」と言われることです。自分のケアによって、利用者様の状態が少しでも快方に向かったときは、この仕事をしていて本当によかったと思います。年に4、5回ほどある研修会で、さらなる知識を身につけながら、少しでも利用者様のお役に立てるような人材に成長していきたいですね。

今後の目標を教えてください。

私の目標は、体が動く限りここで利用者様のお世話をすること。いまの職場環境を気に入っていることもあり、ともに働く同僚とよりよい介護の形を模索し続けることができれば幸せです。まずはサブリーダーとして後輩たち、そしてこれから入職してくる方に「ずっと津田療護園で働きたい」と思ってもらえるための環境づくりに取り組んでいこうと思います。

Yさん
Yさん
生活支援員(サブリーダー) / 津田療護園 / 2007年入職
専門学校時代、研修で訪れた障害者支援施設の業務にやりがいを感じ、卒業後、津田療護園で勤務を開始。12年間、生活支援員として利用者様の暮らしをサポートし、安全な施設環境の整備に万全を期してきた。趣味は車とゲーム。長期休暇のときは愛車で帰省することも。
インタビュー:2019年11月

RECRUIT

05

働く人にも、優しい場所を提供したい。それが私たちの願いです。

さまざまな職種に加え、ゆとりある勤務体系が整った当法人。きっとあなたに合った働き方ができるはずです。「興味はあるけれど勇気が出ない」「どんな職場かわからないと不安」といった声も気軽にお聞かせください。