vol.
29
H・J
平成曽根崎苑
2022年入職
介護副主任
怖かった転職が、
今では『もっと早く来ればよかった』に
Interview
-
平成福祉会へ入職したきっかけを教えてください。
SNSで見た“楽しそう”は本当だった
永住権を取得したことをきっかけに、転職を考えるようになりました。
そのタイミングで、以前の職場で一緒に働いていた知人から声をかけてもらい、平成福祉会のことを知りました。
どんな職場なのか気になってInstagramを見てみると、スタッフもご利用者様も楽しそうに過ごしている様子が印象的で、「ここで一緒に楽しく働いてみたい」と思い、入職を決めました。
もともとレクリエーションや楽しいことが好きで、休みがしっかり取れる点も魅力でした。
実際に、長期休暇を取って韓国に帰省することもできています。
また、待遇面でも前職より条件が良くなり、安心して働ける環境だと感じました。
見学や面接の際は、「スタッフ同士の仲が良さそうだけど、自分がその中に入れるかな?」と少し不安もありましたが、実際に働き始めると皆さんとても優しく、すぐに職場に馴染むことができました。 -
ユニットリーダー・フロアリーダーを経て、副主任という立場になって感じる変化はありますか?
引っ張るより、支える立場へ
入職して1年半ほどは、「自分のユニットやフロアがうまく回ればいい」と考えて仕事をしていました。そのため、上司や他のリーダーから見ると、協力性が足りないように映っていたかもしれません。
副主任という立場になり、今は施設全体を見る必要があると感じています。一人の力では限界があり、周囲と協力することの大切さを強く実感するようになりました。
ただ、その思いを今のリーダーたちに無理に押し付けたいとは思っていません。
ユニットリーダーにはまずユニットのことをしっかり考えてもらい、その中で自分自身がスキルアップし、必要なときにフォローできる存在でありたいと考えています。
周囲に目を配れるようになったと感じたタイミングで、少しずつステップアップしていけばいい。そんな成長の仕方を大切にしています。 -
副主任として、チームづくりや職員育成で意識していることはありますか?
正解を教えるより、気づいてもらう育成
仕事を楽しく続けるためには、まず自分自身が幸せであることが大切だと思っています。
プライベートが充実していれば、自然と仕事にも前向きに向き合えるようになる。そう考えているので、スタッフにも「無理をしすぎないこと」を大切にしてほしいと伝えています。
教育の面では、常に「相手の気持ちになって考えること」を意識しています。
新人スタッフには、「自分だったらどう感じるか」「もしそれが自分の家族だったらどう思うか」と問いかけるようにしています。
その一環として、新卒スタッフが入職した際に“ご利用者様の立場を体験する研修”を実施しました。
フロアの椅子に座り、トイレ以外は動かずに過ごしてもらう体験です。最初は何もせず、長時間同じ姿勢で過ごすことで、「なぜご利用者様が急に立ち上がるのか」「長く座りすぎてつらかったのではないか」といった気持ちを実感してもらいました。
また、「忙しくて話を聞いてもらえないつらさ」や、「必要以上に高齢者扱いされる違和感」なども体験できたことで、ご利用者様の行動や言葉の背景を考えるきっかけになったと思います。
この研修は大成功で、今もそのスタッフはご利用者様思いの、素晴らしいスタッフとして現場で活躍しています。
仕事に慣れてくると、どうしても初心を忘れてしまいがちです。
そんなときには、「あの体験、覚えてる?」と声をかけながら、もう一度立ち止まって考えてもらえるよう、日々フォローすることを心がけています。 -
これまでのキャリアの中で、印象に残っている出来事ややりがいを感じた瞬間を教えてください
取得した資格で見えた、ご利用者様の変化
数年前、口腔ケアに興味を持ち、介護口腔ケア推進士の資格を取得しました。
開口が難しく、食事がなかなか進まなかったご利用者様に対して、継続して口腔ケアを行ったところ、少しずつ食事を召し上がれるようになりました。
さらに、食事が進むようになったことで会話も増え、その変化を感じられたときは、本当にうれしく、介護のやりがいを強く実感しました。
専門的な知識や技術が、ご利用者様の生活の質向上につながったと感じられた、印象に残っている出来事です。 -
これからの目標や、介護の現場で実現したいビジョンはありますか?
誇りを持って働ける職場をつくりたい
スタッフ一人ひとりが、やりがいと誇りを持って働ける、魅力ある職場をつくっていきたいと考えています。
そのためには、自分自身の成長だけでなく、スタッフ全体のスキルアップが欠かせません。
今後は、さまざまな研修への参加や資格取得にも積極的に取り組み、学んだことを現場に還元していきたいと思っています。
スタッフが安心して成長でき、長く働き続けたいと思える環境を整えていくことが、これからの目標です。
プロフィール
H・J
介護副主任
平成曽根崎苑
2022年入職
入職して3年で副主任に就任。
韓国出身だが、前職で通訳の経験があり、日本語が堪能で日本人と間違われることもある。
明るくユーモアのある人柄で、入職当初から職場に自然と溶け込み、存在感を発揮。
仕事に対しても真面目で行動が早く、現在は特別養護老人ホームの副主任として現場を支えている。
取材日:2025年12月