N・N
平成みなと苑
2015年入職
副施設長(新卒入職)
平成福祉会で
働き続ける理由
Interview
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平成福祉会へ入職したきっかけを教えてください。
見学で感じた“ここで働きたい”の直感
小学生の頃、祖父母が特別養護老人ホームに入所していて、面会に行った際に介護の仕事を知りました。
小学5年生の時点で「この仕事、いいなあ」と思ったのが、最初のきっかけです。
その後は、他の仕事にも興味を持ちましたが、就職活動の時期になると「この業界なら安定して働ける」という安心感もあり、福祉の道に進むことを決めました。
就活中は自分でネットで探し、平成みなと苑を見つけました。
見学に訪れたとき、施設の雰囲気がとても良く、スタッフの皆さんがいきいきと働いている姿を見て「ここで働きたい」と思い、入職を決めました。 -
仕事で壁にぶつかったことはありますか?
立場が変わっても、私らしく
ユニットリーダーからフロアリーダー、そして副施設長へと、立場が上がるにつれて求められる役割や視点も大きく変わりました。
特に私は、性格的に他のスタッフへ注意したり、指示を出したりすることがあまり得意ではなく、最初はとても悩みました。
そんな中で支えになったのは、まわりの職員たちの存在です。
さりげなくフォローしてくれる先輩や仲間がたくさんいて、少しずつ自信を持てるようになりました。
今では「相手を尊重しながら伝える」ことが自分らしいリーダーシップだと感じています。
一人では乗り越えられなかった壁も、周囲の支えがあったからこそ越えることができました。 -
仕事のやりがいを教えてください。
名前を呼んでもらえたとき
認知症のご利用者様と日々関わる中で、一番うれしい瞬間は、自分の名前を呼んでいただけたときです。
普段はお名前や顔を忘れてしまうことも多い方が、ふとしたときに「○○さん」と呼んでくださる──
その一言に、思わず胸が熱くなります。
毎日の積み重ねはすぐに目に見えるものではありませんが、信頼関係はゆっくりと、でも確かに築かれていきます。
その瞬間に出会えたとき、「この仕事を続けてきてよかった」と心から思えるんです。 -
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
思いやりは、ぜったいに忘れない
やっぱり一番は、思いやりを忘れないことですね。
ご利用者様に対してはもちろん、いっしょに働くスタッフにも同じくらい大切だと思ってます。
仕事って、どうしても忙しかったり余裕がなくなったりすることもあるじゃないですか。
でもそんな時こそ、相手の立場になって考えることを意識するようにしています。
小さな声かけとか、ちょっとした気遣いでも、「ちゃんと見てくれてる」って感じてもらえたら嬉しいなって。
人と人との仕事だからこそ、思いやりがあるかどうかで、職場の空気も、ケアの質も変わってくる気がしています。
プロフィール
N・N
副施設長(新卒入職)
平成みなと苑
2015年入職
介護職歴は9年目。平成みなと苑での勤務を通じて、たくさんのご利用者さまと関わらせていただいています。
プライベートではゲームが好きで、休日は子どもと過ごす時間が何よりのリフレッシュです。
仕事と家庭のバランスを大切にしながら、これからも丁寧な介護を続けていきたいと思います。
取材日:2025年5月