未経験もしっかり研修・育成

運転士の生の声をご紹介(インタビュー②)

運転士/Sさん(2014年入社)
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取材日* 2024年6月12日

塾の講師からバス運転士へ

Q.入社したきっかけは?

前職は塾の講師をしていました。少子化の影響もあり、私が担当していたエリアは少人数かつ狭いエリアでの授業でした。元々人と関わる仕事が好きでしたが、仕事をしていく中で「もっと広く、たくさんの人と関わる仕事がしたい」という気持ちが大きくなり、「自分が何をしたいだろう」そんなことを考えるようになりました。そしてたどり着いたのが『バス運転士』でした。

私は幼い頃、バスで病院へ通う時期がありました。病院はバスを利用しないといけない場所にあったため、高齢者の方やケガをした方も一緒に乗っていました。そんな光景を見ながら「今度は自分がバス運転士になってバスを必要としている方を助けたい」そんな思いが芽生え、ずっと心の中に残っていました。

そんな思いが次第に大きくなり、大型2種免許を取得し、はとバスの説明会に参加しました。当時説明をしていただいた方が親身になって話を聴いてくださり、「はとバスでなら」と自信が持てたので転職・入社を決意しました。

はとバスに入社してから

Q.研修中のエピソードについて教えてください。

はとバスの研修はまず全員が港南支所で『配属前研修』を行います。
まずは座学でバスの基本(バスの構造や料金機について等)を学びました。まるっと1日座学ではなく、1日の後半は車庫内で実際にバスを動かした内容もありました。
実車の研修では、細い道を走行するための速度や、クランク(交互に直角に右折する箇所と左折する箇所が配置された狭路)走行、バック走行の研修を最初に行いました。また、大きな車体になると、右左折時に車体後方が反対車線にはみ出してしまいます。なのでオーバーハングについても最初の研修で教わりました。

配属前研修後は各配属先にて研修を行います。私は港南支所の配属でしたので引き続きこちらで研修を行いました。

私は研修中、自転車とバイクのすり抜けに苦労しました。車体が大きな分、死角が生まれ、内輪差も大きくなります。未経験で始めた私にとってはそのポイントを掴むことが難しく苦労しました。そんな中でも指導員の方が繰り返し練習に付き合ってくださいました。また、「時間がかかっても大丈夫だから」と声をかけてくださり、できるようになるまで1つ1つ丁寧にご指導をいただきました。路上では運行時間が遅れてしまうこともありましたが、指導員の方がお客さまにフォローを入れてくださり、運転に集中することができました。

研修を通じて改めて『安全確認の必要性』を理解しました。これは独り立ちした今でも運行時に第一に心掛けています。

安全への追求

Q.バス運転士になる前と後で変わったことは?

バス運転士になる前は「運転操作がメイン」そう思っていました。しかし、研修や先輩方との交流を通じて「安全を意識すること」が大切であると気づきました。路線バスはエリア・時間によって交通量が全然違います。そのため、常に『状況の判断』『適切な運行』が求められます。運転操作も大切ですが、お客さまを目的地まで安全にお送りすることがより大切なことですので、その気持ちを心掛けて日々の運行に努めています。

臨機応変な対応を求められることも多いですが、「楽しい」という気持ちは今も昔も変わりませんね。

未経験でも安心の環境です

Q.これから入社される方へメッセージをお願いします。

はとバスのいい所は『人を大切にする』ここにあると思います。
支所がある種1つのチームとして『個人プレー』でななく『チームプレー』で動いている印象があります。未経験だと不安なことや気になることがたくさんありますが、些細なことでも相談しやすい環境で風通しの良い職場です。
また、熱意に答えてくださる方が沢山在籍しています。私は、「交通量の多い路線の運行にチャレンジしてみたい」という気持ちが入社前にありました。そんな私の夢を叶えてくれたのがはとバスでした。
皆さんも胸に秘めた思いをはとバスで叶えてみませんか?楽しくて頼りになる先輩方があなたの夢をサポートしてくださいますよ!

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