
前職で総合住宅展示場の警備をしていたとき、来場された方の姿を目にしたことが、住宅業界を志したきっかけです。どの方も皆さん楽しそうで「これだけたくさんの人をキラキラ笑顔にできる住宅業界って、どんなところだろう」と興味が湧いてきました。面接でいくつかの企業を訪ねたなかで、当社を選んだ大きな理由は面接で感じた社長の人柄。私の話に熱心に耳を傾けてくれた一方、家づくりに対する想いや、実践している取り組みなどを聞かせてもらえました。「お客様と一緒になって家づくりに携わる過程が楽しめそうだ。こんな会社を探していた」と感じたことを覚えています。また、スタッフ一人ひとりが楽しそうに仕事をしている姿を目の当たりにしたこと、着工式や上棟式といった家づくりの各段階におけるイベントが数多くあることも知り、当社への想いはますます強くなりました。実際に入社してからは、注文住宅の営業であるアドバイザーに。笑顔を忘れず、お客様のお気持ちや状況に寄り添った会話をする、常に「お客様のために」という意識で行動するといった基本的なことを実践した結果、入社3ヵ月ほどの間に思いのほか順調に契約を獲得できました。営業未経験ながら「やっていける!」という自信がついたように思います。
この仕事のやりがいの一つは、お客様とのやり取りです。最近、特に印象的だったのは「家を建てたことで家族の関係性が良くなった」と言っていただけたことです。これまで奥様が家事をされていても見向きもしなかったご主人が食器を一緒に洗ってくれた、リビングでのご家族の会話が増えた、といったエピソードを聞かせていただけると、本当にうれしいです。また、お子さんの成長を間近で見られるのもアドバイザーならでは。初回の打ち合わせ時には奥様のお腹の中にいたお子さんが、契約や着工を経て建物が完成するころには3歳を迎えていたケースもあり、ご家族の歴史の1ページに立ち会えている、そんな幸せを味わえます。私自身が結婚し、以前からの夢だった当社での家づくりを果たした際には、会社の仲間や友人、当社で家づくりをされたオーナー様をお招きして、完成したばかりの我が家をお披露目しました。何人ものオーナー様に足を運んでいただけたのは、企業理念でもある「感動」を念頭に、お客様に喜びを届ける方法を考え、行動してきた結果ではないかと感じています。私たちの仕事は、単純に契約して終わり、ではなく、喜びと、その先にある感動を届ける使命がある。自分自身の家づくりを通して、そのことを改めて意識するようになりましたし、お客様の気持ちにさらに寄り添えるようにもなりました。
現在、私はチーフアドバイザーとして、アドバイザー陣をまとめる役割を担っています。昇格の直前には、個人的な目標を達成できるようになっており、さらなる成長の必要性を感じていました。何かしらの役職に就けるなら、先輩が私を育ててくれたように後輩の道しるべになりたいと考えていたところ、チーフアドバイザーを任せてもらえることになったのです。それ以降、後輩には私の成功体験はもちろん、思い通りにいかなったときには、その局面をどう乗り越えたか、自ら経験したことを惜しみなく伝えています。とはいえ、マネジメントする側としてはまだまだ駆け出しです。日々、メンバーをまとめること、引っ張ることの難しさを痛感しながら、チームとしての目標をクリアするため、「統率力」を磨いています。私の描く理想のアドバイザー像は、「何でも屋さん」。設計や建築現場についての知識レベルは、それを本業にしている人たちと比較すると、当然ながら劣っているのが現状です。しかし、現状に甘んじることなく、専門外のことにもフィールドを広げ、将来的には「北川さんに相談したら何でも解決できるな」と、周りから頼りにされる存在になりたいです。
