小児専門病院でキャリアを積んでいて、引越しを機に五条山病院に転職しました。以前の職場で患者様のご両親のメンタルヘルスケアに関わり精神科に興味を持ったことが入職のきっかけです。
とはいえ、病院が変わればやり方も変わりますし、対象となる患者様も変わります。正直、入職前は期待半分・不安半分といった気分でしたが、実際に働くと新人研修が充実していて安心しました。教育係の先輩が指導してくれるだけでなく、人間関係が良好でなにかあってもフォローしてもらえる環境が整っています。そこは、長く続けられている理由のひとつですね。
なにより、育児との両立がしやすく、ほとんど定時で帰っています。有給休暇も毎年ほぼ使い切れるだけでなく、時間単位で取得可能です。おかげで、子どもたちの学校行事や、病院へ連れていくときなどに利用しています。子育てをしている職員が多いこともあるのか、子どもの急な体調不良時もお互い様の精神で快くカバーしてもらえるのでありがたいです。同じように子育てをしながら、看護師を続けたい方にとって最適な職場だと思います。
子育てと両立しながら成長を目指せる場所。働いて学んだことがたくさんあります。
会話を通して、必要なプログラムを考える。作業療法士として、ひとつ上のステージを目指したい。
2019年入社
作業療法士は医療業界で働く母親の勧めから興味を持ちました。そうして専門学校に通うようになり、実習でいろいろな現場に行く中で自分にしっくりくると感じたのが精神科の病院です。
精神科では、園芸やものづくりなどの作業を通してリハビリを行います。身体的に障がいを抱えている患者様とは違うアプローチで改善を目指していくことが面白く、卒業後の進路として学生時代に決めていました。また、精神科の病院は一般的に暗くて怖いといったイメージを持たれがちですが、実際の現場はそのようなことはありません。特に五条山病院は通勤がしやすい街中にあり、日当たりの良い中庭エリアは明るくきれいです。当院で働こうと決めるまで時間はかかりませんでした。
入職後は、3ヵ月以上の時間をかけて先輩が担当するプログラムにサブとして参加しながら仕事の流れを覚えられ、ひとり立ちをする時期に関しても上司と面談しながら決められたので安心でしたね。私の場合は、入職4ヵ月後にはプログラムを担当できるようになりました。
仕事を通して患者様と対話を積み重ねる。これまでの人生経験をしっかり活かせる仕事です。
2015年入社
以前は、飲食店から介護老人保健施設までいろいろな仕事や職種を経験してきました。両親の介護を見据えて役に立つ仕事を探しているときに、知人から紹介されたのが五条山病院の看護助手です。
これまで、あまり病院とは縁がなかったのですべてが新鮮で、看護師が点滴を処置する姿や患者様と接する姿を間近で見ることで刺激を受けましたし、院内でどのような動きをしているのかを知れて勉強になりました。精神疾患は思っていた以上に症状が多様で、10年近く働いたいまでも初めて経験することがあります。
最初は病院という言葉にハードルの高さを感じていて知識への不安がありましたが、3ヵ月間かけてOJTで指導してもらえ、ほかにも心臓マッサージの研修をはじめとした医療スキルを学べる講習を受けられたので一歩ずつ知識やスキルを身に付けられました。それに、看護助手の仕事は、オムツ交換や入浴介助、リネン交換、患者様の衣服の預かり・管理といった仕事がメインなので未経験から始めやすかったです。
2020年入社