Interview
大阪支社 大阪建築設備部 部長
一級建築施工管理技士 二級建築士|入社2014年
こんな仕事をしています!
建築設備部は、建築の専門知識を持つ社員が所属する部署。私は二級建築士として入社し、入社してから一級建築施工管理技士を取得しました。
私たちの業務は大きく分けて2つあります。
1つ目は、工事の監理。工事自体は施工会社に依頼するのですが、進捗管理や、図面通りに作業できているかの確認などは、私たちがしっかり監督しています。2つ目は、工事提案と工事内容の説明です。オーナー様より工事の依頼をただ待つだけでなく、技術者目線で、修繕の必要性やメリットを説明し、オーナー様や入居者様に工事の提案をしています。
私は2020年4月に主任となり、そして2021年4月に係長を拝命し、部下のサポートにもあたるようになりました。
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Topic01
安定した環境を求めて当社へ。大手グループならではの安心感がありました。
以前は内装工事会社で職人さんの手配をしていました。業界では「番頭さん」と呼ばれる、工事監督のような仕事です。転職を決めたのは、将来の安定を考えて規模の大きな会社で働きたかったから。もともとはグローバルコミュニティの前身企業に就職したのですが、入社半年後に会社合併により、大和ハウスグループの傘下に入ることになり、私としては喜ばしい結果となりました。大手グループだけあってコンプライアンスが徹底されており、制度も充実していて安心して働けています。
会社の合併後、私は3年間コンサルティングプランナーを経験しました。建築設備部で資格を活かしたかったので若干戸惑いはありましたが、当時の経験は今に活きています。部署間で意見の相違があったとき、双方の気持ちがわかるからこそ上手く調整できていますね。 -
Topic02
目指すは「攻めの建築」。受け身ではなく自ら提案できる技術者に。
「建築設備部」という部署名から、工事やメンテナンスの依頼を受けて動くイメージを持つかもしれませんが、これからの技術者は受け身のスタンスだけではダメだと考えています。今私たちが目指すのは「攻めの建築」。自らフロントに立ち、お客様に工事の提案ができる技術者が理想です。たとえば、分譲マンションの理事会にコンサルティングプランナーとともに出席する。そして技術者だからこその視点で建物の修繕時期を説明し、「劣化が進んで費用がかさむ前に、計画修繕をしませんか?」と提案しています。専門知識を持った技術者が説明したほうが、お客様に信頼していただけると思うのです。提案業務には今後ますます力を入れていきたいですね。
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Topic03
入居者様と一緒に、理想のマンションをつくり上げる楽しさがあります。
入社から今日までに監理した工事は、1日で終わるものから、年単位の期間を要するものまでさまざまです。最も大きなものは、大規模修繕工事。通常は工事期間が4~5ヶ月、着工計画、打ち合わせから完了まで、実に2年を要する工事です。入居者様とお会いしてよろこんでいただく顔をダイレクトに拝見できる機会があるので、やりがいが大きいです。
大規模修繕工事では、修繕が必要な設備だけでなく、外壁塗装などのデザインにも携われます。外壁の色を決めるときは、カラーシミュレーションを数パターン作成し、理事会で協議。床のシートやタイルも同様に一つひとつ決めて、入居者様と話し合いながらどんなマンションにつくりかえていくのかを考えるのは楽しいですね。
ある一日の流れ
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9:00
出勤・工事の進捗確認
常時5~10の現場で工事が進んでいます。出社するとまず各現場の現場監督に連絡し、現在の進捗状況を確認。今朝はすべて順調に進んでいました。
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10:00
見積書の作成
コンサルティングプランナーから新たな工事依頼の連絡が入ったので、Excelを使って見積書をつくります。場合によっては協力会社と現場を見に行くことも。
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11:00
修繕工事の提案資料を作成
今後、開催予定の分譲マンション管理組合の理事会に向けて、修繕工事の提案書を作成。技術者としての知識を活かし、工事のメリットを伝えます。
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12:30
昼休憩
昼休憩は各自が自由なタイミングで取っています。
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13:30
工事現場へ
今日は午後から現場をまわり、図面通りに工事が進んでいるかを確認する予定。効率を考えて3~4物件一気に回る日もあれば、1物件のみ時間をかけてじっくり確認する日もあるなど、スケジューリングは自分次第です。
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17:00
工事報告書の作成
担当する工事が1つ完了したので、入居者様にご覧いただく報告書を作成します。
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18:00
退勤
今日の業務は終了。ちなみに明日の朝は用事があるので、フレックスを使って11時に出勤する予定です。有給休暇を使わず用事を済ませられてとっても助かります!
先輩に聞く!アピールポイント
主体的に動ける人歓迎!
建築設備部では「攻めの建築」を目指し、セールスエンジニアのようなスタンスで仕事を進めたいと考えています。そのため「言われた通りに動くだけでは物足りない!」「アイデアを発信したい!」という考え方の技術者には、とてもやりがいのある職場です。お持ちの資格を活かし、主体的に動ける方をお待ちしています。
安定していて働きやすい
大和ハウスグループならではの安定感は当社の大きなメリットです。残業や休日出勤など勤怠管理を徹底しているため、プライベートが犠牲になることはありません。本来休日である土日に理事会などの予定が入った場合は、自分が休みを取りたい日に代休を取得できます。また、フレックスタイム制も自由に活用できるところが魅力です。