PROFILE

プロフィール

建設コンサルタント企業にて測量・設計業務の管理技術者として活躍。ドローン測量に将来性を感じ、約26年務めた企業を飛び出して扶和ドローンへ。解析班の要として正確かつ迅速なデータの解析に勤しむ。

INTERVIEW
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入社のきっかけを教えてください。

ドローン測量の将来性に魅力を感じ、新しい知識・技術を習得したいと転職。

前職では道路を専門に、国や地方公共団体から請け負う建設・土木の計画や設計、業務管理や関係機関との協議、初級技術者への指導を行っていました。当時は測量や現場管理にドローンを活用しはじめた頃で、従来の人の手による測量も経験していた私は、今後はドローンが測量を変えるだろうと感じたのを覚えています。先進的なドローン測量の知識や技術を身に着けたいと思い、約26年務めた会社を辞めて扶和ドローンへ入社しました。

INTERVIEW
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担当業務について教えてください。

計測データの調整から数値図化まで、解析業務を担っています。

私は主に計測班がドローンを使って計測してきたデータを受け取り、データを現地に合わせる調整、クライアントが求める誤差内に収まっているかの精度管理、データを地面や立木といった地物ごとに分類するフィルタリングというデータ処理、そしてデータを図面化する数値図化および三次元モデルの作成を行っています。解析班の6名はそれぞれ主として担当する業務がありますが、各人が協力して作業できるよう「ムリ・ムダ・ムラ」のない作業の推進もグループ長である私の務めです。

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仕事のやりがいを教えてください。

最新の技術と機器を使い、国のインフラ整備を支える喜びがあります。

新しい技術を使って国のインフラ整備に携わっているという自負があり、おもしろいの一言に尽きます。たとえば、ある都市と都市を結ぶ道路をつくる計画があった場合、最適なルートを考え交通需要を予測して設計を行いますが、まずは地形や周辺環境などを把握する必要があります。そのために行うのが測量です。当社は最新のドローン搭載型LiDARを使用した測量を行い、点群データや数値地形図といった形でお客様に納品します。機器の進展は早く、お客様のニーズも多様化・高度化する中で常に勉強が求められますが、毎日が充実しています。

INTERVIEW
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仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

お客様のニーズの的確な把握と期限内での納品です。

どんな業界・仕事でも基本的なことですが、お客様のニーズを的確に把握し、期限内に納品することをとても大切にしています。成果物は同じでも、使用機材や計測方法といったプロセスを重視されるお客様もいれば、プロセスを問わないお客様もいます。災害が頻発している昨今、復旧に向けて我々が担う業務はスピードが大事なので、タイトなスケジュールを組まざるを得ないことも。お客様の目的と期限をチームのメンバーで共有し、効率よく作業を進めることを意識しています。

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今後の目標を教えてください。

国の施策に則り、三次元モデルに関する業務を深化させたい。

令和5年度より国土交通省ではBIM/CIMが原則適用されました。BIM/CIMとは、建設事業をデジタル化することで関係各所のデータ活用・共有を容易にし、事業全体の建設生産・管理システムの効率化を図るものです。そこで情報共有の手段として活用されるのが、三次元モデルです。当社でも以前から三次元モデルの作成には取り組んでいますが、今後は各自治体でも三次元モデルの需要増加が見込まれるため、CIMモデルへの対応、より詳細な三次元モデルの作成、従来は二次元だった設計案の作成も三次元で行うなど、業務の幅を広げ、深化させていきたいです。

MESSAGE
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メッセージ

測量調査を含めた建設業界は、技術者不足、災害の頻発、建設生産・管理コストの増大といった多くの問題を抱えています。そんな中、我々が行うドローン測量は、危険な場所や大規模な範囲での調査も少人数・短時間で可能になり、大幅な省力化や時間・コストの削減につながります。今後、経済情勢が変わり建設業界を取り巻く環境が変化しても、適応していける将来性が十分あると同時に、今から挑戦する方にも活躍の場がある分野です。

取材日:2023年8月

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